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【リトアニアの旅】 世界遺産の街ビリニュスで、クラフト&アート巡り

  • 2024.3.23
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バルト三国の一番南に位置する、リトアニアの首都ビリニュス。のんびりとして居心地がよく、迷路のように入り組んだ小さな街を歩くと、思わぬ素敵なお店や場所に出合えることも。そんな街歩きで見つけた、素敵なクラフトショップや博物館など、おすすめスポットをご紹介します。

■ビリニュスの美しいフォトスポット

ビリニュスの旧市街を見下ろす丘に築かれた、ゲディミナスの塔。

ヨーロッパ最大級の広さの旧市街が広がるビリニュス。

世界遺産にも登録され、バロック様式やルネサンス様式など、美しい建造物が立ち並びます。

教会が多いことでも知られ、街を歩いていると時間を知らせる鐘の音が聴こえてきます。どこを切り取っても絵になる、素敵な風景が広がります。

通りから見える教会もフォトジェニック。

ビリニュスを代表する、ゴシック様式の聖アンナ教会。

静謐な雰囲気のある、聖ペテロ・パウロ教会の中のマリア像。

美しい聖ペテロ・パウロ教会の外観。

■アーティストが集う、芸術の共和国「ウジュピス」

ウジュピス共和国の中心に立つ、シンボル的な天使像。

ビリニュス旧市街から川を隔てた場所にある、「川の向こう」を意味するウジュピス。1980年代以降に、若い芸術家たちが移り住むようになり、1997年に芸術共和国として独立。毎年、4月1日の独立記念日にはイベントが開催され、パスポートがないと入ることができないなど、ユニークな場所です。

手形が、ウジュピス共和国のロゴに。

リトアニア出身の映画監督のジョナス・メカスの壁画。誰でも展示ができるギャラリーも。

「HUNGRY EYES」は現在は店舗営業はなく、ポップアップショップなどイベント出店のみのよう。

このときは、ビリニュス在住のイラストレーターによる陶器のオブジェを展示。

ジンや雑貨は、旅の思い出にぴったり。

ウジュピスの中で見つけた、イラストレーターやアーティストなどによる作品が集まるショップ「HUNGRY EYES」では、ジンやTシャツ、雑貨など、カラフルでかわいいものがたくさん。   ウジュピスを歩くと、制作中のアーティストの工房でお話が聞けたり、好みのアーティストを知ることができたり、新たな発見がきっとあります。

■伝統製法で織られたリトアニアリネン

カラフルでさまざまなデザインのリネンがずらり。

手作りが好きな人におすすめなのが、「LINO NAMAI」。紡績から織り、仕上げ、縫製まですべて自社で行う、リトアニアで最も古いリネンの会社「シウラス」が直営するショップです。

キッチンアイテムやベッドリネン、洋服などの商品も扱っていますが、オリジナルのテキスタイルが豊富にそろっています。

日本で買うよりもずっと手頃な価格で、上質なリネンが見つかります。

LINO NAMAI

Pilies g.38, Vilnius
営業時間:10:00~19:00
日曜休業

■洗練されたデザインのリトアニア雑貨

テキスタイルデザイナーやフォトグラファー、グラフィックデザイナーなど6人の女性のアーティストがオーナーを務める「BALTA BALTA」は、ユニークな雑貨がそろうお店。環境への負荷などにも配慮し、サステナブルで物語性をテーマに作られたものを扱っています。

素朴で美しい伝統の飾りソダスや、リトアニアに自生する植物を使った染めもの、石を使ったアクセサリーなど、ナチュラルながらも洗練されたデザインのアイテムが見つかります。

麦わらで作られた、フィンランドのヒンメリに似た飾り「ソダス」。

ハートのような形の石と、リトアニアの特産品でもある琥珀を合わせたオブジェ。

伝統模様を編み込んだアームウォーマー。

BALTA BALTA

Pilies str. 32 , Vilnius
営業時間:15:00~19:00
土・日曜休

■工芸やアートを展示する博物館

ゲディミナス城の近くに位置する、かつての武器庫を利用した「Taikomosios Dailes Muziejus
(工芸博物館)」。服飾文化を中心とした工芸品の企画展を中心に展示が行われています。ホームページをチェックして、興味があれば足を延ばしてみては?

モダンなグラフィックのロゴを使った、オリジナルのトートバッグやマグカップなどのグッズもおしゃれです。

Taikomosios Dailes Muziejus

Arsenalo 3a, Vilnius
営業時間:10:00~18:00(木〜20:00、日11:00〜16:00)
月曜休

壁にポットが埋め込まれたワインショップ。

陶器が埋め込まれた壁など、思わず立ち止まって写真を撮りたくなるビリニュスの街。地図を持たずにぐるぐる歩いてみると、きっと楽しい思い出になります。

photograph:Keiko Ichihara text & edit:Mayumi Akagi cooperation:Lithuania Travel、LOT

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