1. トップ
  2. レシピ
  3. 【石川県のアンテナショップ】3月9日に新オープン!8番らーめんと焼きいなりが強烈においしい!

【石川県のアンテナショップ】3月9日に新オープン!8番らーめんと焼きいなりが強烈においしい!

  • 2024.3.22

東京の有楽町や銀座は、日本全国のアンテナショップが集まる一大密集地なのですが、そんな東京で買える、ローカル色豊かな各都道府県の人気商品・お土産をご紹介! 第18回目は「八重洲いしかわテラス」を取材。石川県の人気商品・お土産を実食ルポで紹介します。

 

 

東京駅八重洲口に新オープン! 茶バルで日本酒&ソフトクリームも楽しめる

2024年3月9日にオープンした石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」。東京駅から徒歩4分というロケーション。オープンから数日後に訪れたのですが、店の前には行列が。10分ほどの入場制限を待って店内へ。

能登半島地震の影響も心配されたのですが予定通りの開業。ただ、震災の影響で能登の商品は若干少なめとのこと。それでも北陸に行かずとも、北陸を盛り上げるためにと連日多くのお客さんでにぎわっていています。和傘をイメージした天井が特徴的な広々とした店内には、石川県の名産品やお土産などがいっぱい!

 

 

ちょびヒゲを生やした、石川県の観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」がそこかしこに。

この「ひゃくまんさん」は、石川県の郷土玩具で、縁起物の「加賀八幡起上り」がモチーフ。レジのバックボードの“石川”の文字が刻まれた組子の中にも隠れているので見つけてくださいね。

 

 

石川県のお酒やお茶などを楽しめるイートインスペース「茶バル」も併設。20蔵、約180種類にもおよぶ日本酒のほか、クラフトビールなどがそろいそのお味を楽しむことも。

日本酒は単品300円(税込)、3種類の日本酒+おつまみがセットになった「日本酒セット」は1,000円(税込)、クラフトビールは500円(税込)。

目の前のカウンターで淹れてくれる「献上加賀棒茶」350円(税込)のほかソフトクリームも!

創業天保元年(1831年)、金沢で最も歴史ある飴屋である俵屋の水あめ“じろあめ”を使った「じろあめソフト」は350円(税込)。コクがあるのにさっぱりとした石川県産の牛乳を使ったソフトクリームに優しい甘みを与えています。金箔で覆われたきらびやかな「じろあめ金箔ソフト」は1,000円(税込)。このほかにも、甘じょっぱさが交錯する醤油をかけて食べるソフトクリームも。

 

 

パッケージも可愛い金沢で一番古い飴屋の「飴ん子 きなこ」

その天保元年創業の俵屋の飴がこちら。今回はパッケージが可愛い「飴ん子 きなこ」918円(税込)をチョイス。

このパッケージ、金沢にある本店そのものの店構えなんです。

暖簾を引っ張って屋根を上に箱を開ければ、中からは包みにくるまれたコロコロした飴が登場。

麦芽糖を練り上げて作られる飴は、一般的なキャラメルより少し硬いソフトな食感。上品で素朴な甘みがあり、きなこの風味が際立ちます。舐めるより口の中で噛むと、そのおいしさを一段と実感できる一品です。

白湯香る石川県のソウルフードはホントにおいしい「8番らーめん 塩」

今回購入した中で1番の大ヒットが「8番らーめん 塩」432円(税込)。“8番らーめん”とは、石川県のソウルフードともいえるラーメンで、石川をはじめ、富山や福井などをメインにチェーン展開しているラーメン店。

白濁したコクと旨みの詰まった白湯スープがなんともおいしく、現地で食べてみたいと思わせるほどのうまさ! 作り方も、沸騰したお湯で約5分麺を茹でる→熱湯300mlにスープを混ぜるだけで完成! 現地の野菜らーめんを真似るもよしお好みでトッピングを!

うま塩が香り立ち、コクのあるスープにコシのある太麺がよく絡み、かすかなニンニクの風味がアクセント。

あれ、なんか……

ごめ~ん、8番らーめんの真骨頂ともいえるハチカマ(8番かまぼこ)を乗せるの忘れてた! スケソウダラをメインに作られる、このハチカマにも旨みがたっぷり詰まっているので、麵と一緒に茹でてください。8番らーめんは塩のほかに、醤油や味噌もそろいます。

カリカリ&ふわふわ食感!揚げに染みるダシと酢飯の競演「焼きいなり ちらし」

8番らーめんと相性バッチリだったのが「焼きいなり ちらし」450円(税込)。国産大豆や天然にがり、霊峰白山の名水で作られる分厚く大きな油揚げは、1枚1枚丁寧に手焼きされ、その中には酢飯のちらしがたっぷり。

できたてのアツアツにかぶりつけば、外は香ばしく中はふんわり、揚げに染み込んだダシがジュワッとあふれ、ちらしずしのさっぱり感と相まって一度食べ始めたら止まらないおいしさ!

冷凍販売なので、電子レンジで約2分加熱すればできあがり! レンチンでこのクオリティはスゴい!! この焦げ感もレンジのみ。もっとおいしくいただきたいなら、レンジの後にトースターで少し温めると外側のカリカリ感が増して別格のおいしさに! 鶏ごぼうや金時いも赤飯、のどぐろなどもあります。

ミルクと塩のバランス感が絶妙すぎる「能登ミルクジェラート 揚げ浜塩」

能登半島地震による深刻な被害受けた「能登ミルク」の商品も! 農薬を使わない牧草のみを食べて育った乳牛にこだわっています。

その牛乳を使ったアイスミルクが「能登ミルクジェラート」430円(税込)。ベースとなる能登ミルクをはじめ、揚げ浜塩、加賀棒茶、能登ブルーベリー、ヨーグルトなどと、全部で8種類のフレーバーがそろいます。

今回は、揚げ浜塩をテイスティング。カチカチではなく、表面が滑らかに少しやわらかくなったころが食べごろ! シンプルだからこそ塩とのバランス感が絶妙で、ミルクのコクと甘みをより強く感じられるおいしさに。何度口に運んでも新鮮さが失われない食べ心地と口どけ感が優秀です。

こんな風にクッキーなどにディップしてもおいしいですよ!

レンチン40秒でできあがる「金沢兼六おでん」

「金沢駅前おでん」330円(税込)と「金沢兼六おでん」349円(税込)で迷った挙句、個人的にあまり好きではない、しらたきが入っていない「金沢兼六おでん」に決定! 白こんにゃく・大根・ちくわ・くるま麩・がんもどきの5種類が入り、「金沢駅前おでん」より具材が多いのも魅力的。

たった40秒、電子レンジで温めれば出来上がりというお手軽さ! カップのフタを1/3程度はがすのをお忘れなく。関東おでんに慣れ親しんでいると薄味に感じるかもしれませんが、これが加賀流!

だしには、地元金沢の大野醤油で作った白だしに加え、隠し味にイカワタから作られる能登の魚醤「いかいしる」を使用。おでん汁がたっぷり染み込んだ大根やくるま麩をホクホクとどうぞ。

 

 

八重洲いしかわテラス

住所:東京都中央区八重洲2‐1-8 八重洲Kビル1

定休日:なし

アクセス:JRほか「東京駅」八重洲中央口より徒歩4分

 

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

※店舗営業については最新情報をご確認ください。

[Photos by ©︎tawawa]

 

元記事で読む
の記事をもっとみる