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パリジェンヌが愛するMRKのポップアップストアへ。

  • 2024.3.22

MRKとは「Maison Rabih Kayrouz(メゾン・ラビ・ケイルーズ)」の略で、トレンドにこだわらず、上質素材でシンプルだけどひとひねりある装いを好む、大人パリジェンヌたちに愛されている。メゾン設立25周年を記念して、5月30日までパリ1区のサン・ロック通りでポップアップが開催中だ。通常はラスパイユ大通りの中庭にあるメゾンのアトリエ兼ブティックでの販売なのだけれど、それに比べると気軽に買い物ができるのがうれしい。2フロアの店内、ブランドおなじみのパンサーモチーフの絨毯、そしてデザイナー自身の手による巨大なデッサンに迎えられる。彼個人のコレクションからのオブジェが、プライベート感を演出。春夏コレクションに加え、ウェディングドレスのコレクションMariéeも販売している。

メゾン・ラビ・ケイルーズのポップアップは5月30日まで。photos: Mariano Bocanegre

ラビ・ケイルーズがモードを学んだのは、パリのオートクチュール組合が創設したサンディカ・パリクチュール校(現在は改名されてアンスティチュ・フランセ・ドゥ・ラ・モード)。当時学校はサン・ロック通り45番地に所在していた。彼がポップアップのために選んだ場所がこの通り、というのには意味があるのだ。ちなみに卒業は1994年で、ちょうど30年が経過。MRKの服を知らない人は、このポップアップで彼の仕事を手に取れる良い機会だ。

メゾン・ラビ・ケイルーズの春夏コレクションより。

上質な素材、パーフェクトなカット、シンプルなデザイン!マリエ・コレクションの新作より。

Maison Rabih Kayrouz Pop Up 16, rue Saint Roch 75001 Paris営)11時~19時休)日www.maisonrabihkayrouz.com

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