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親切でやさしかった魚屋のおじちゃんが宝くじの高額当選で豹変...数年後の驚きの顛末に

  • 2024.3.22

巨額なお金を手に入れたとしても、そこから先の人生が幸せになるとは限りません。

今回は宝くじで大当たりして大金を手にした人の悲しい体験談をMONEY TIMES編集部がアンケート調査しました。

■幼い頃仲良くしてくれた魚屋のおじさん

約35年前、私が小学校に入学する前の出来事です。

当時、私は山奥の村に住んでいたのですが、週に一度トラックでやって来る魚屋さんのところへ、私と祖母で魚を買いに行くという習慣がありました。

魚屋のおじさんは子どもの私にも「お、元気かい?かわいいなあ。これあげるよ」と言って、ミカンや駄菓子などをくれる、非常にやさしい人でした。

おじさんの明るい態度と元気な接客が好きだった私は、毎週彼に会うことを楽しみにしていました。

しかしある日、おじさんの態度が大きく変わりました。

常に不機嫌でやる気を感じさせない態度に、祖母や村のお婆ちゃんたちも「あの兄さん、人を馬鹿にした態度やな」と不満を漏らすほどでした。その後おじさんは村に現れなくなりました。

祖母に理由を尋ねたところ「魚屋を辞めたんや。」とだけ言っていました。

おじさんが村に現れなくなってから3カ月後、街のスーパーで彼を見かけました。

彼は全身白いスーツに身を包み、先の尖ったヒールの白い靴、白いパナマ帽をかぶっていて、かたわらには派手な服を着た女性がいました。

私は「あ、おじさんだ!」と思いましたが、声をかけられる雰囲気ではありませんでした。

それが、最後におじさんを見た瞬間でした。

■突然魚屋を辞め、羽振りが良くなったその訳は…

それから私は大学生になり、おじさんのことはすっかり忘れていました。

ある時、帰省して祖母と話している最中に彼のことを思い出し、話題にしました。そこで、祖母から衝撃的な事実が明かされました。

あの魚屋のおじさんは宝くじで1,000万円が当たって魚屋を辞めたそうです。仕事もせずに派手な格好をして、飲み屋で出会った女性と付き合ったものの、お金はすぐに底をついてしまったとのこと。 結局女性にも逃げられ、行方不明になってしまったとのことです。

この出来事を知って以来、私は宝くじを買わないことにしています。

(40代・女性)

今回は、宝くじで大金を手にした人の体験談を紹介しました。あなたの周りにも、こうした人がいるか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部

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