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80年代ファッションをおしゃれに着こなすには?取り入れたいアイテムも紹介

  • 2024.3.22

80年代ファッションとは

現在、80年代ファッションがリバイバルしてトレンドとなっています。まずは、80年代ファッションとはどんなスタイルか解説していきます。

華やか・鮮やかなカラーやアイテムを使ったスタイル

80年代は日本ではバブル期にあたり、アメリカからさまざまなスタイルが取り入れられた時代でもあります。現在では、80年代に流行したシルエットや柄、カラーがファッショントレンドとして注目されています。

さまざまなファッションのテイストが流行しましたが、特に人気となっていたのは華やかで存在感のあるデザイン。鮮やかなカラーも多く取り入れられていました。SNSにも映えることから、現代にリバイバルされたのかもしれません。

ヴィンテージ&レトロな雰囲気を持つ

80年代ファッションは、どこか懐かしさを感じるようなヴィンテージ感やレトロな雰囲気が魅力でもあります。カラーや柄でヴィンテージ感やレトロ感を演出してみると、トレンドで新鮮さのあるスタイルに仕上がるでしょう。

ヴィンテージとレトロはファッションでよく使われるワードですが、似ているようで意味が異なります。

ヴィンテージは、一般的に製造されて30年から99年経過しているものに対してつけられる言葉です。対してレトロには明確な基準はなく、ものの雰囲気を形容する言葉と言えます。製造年が新しいものであっても古さや懐かしさを感じられるものにはレトロとつけられます。

80年代ファッションの特徴

プレッピーやモノトーンなど、80年代には多様なスタイルが流行しました。ここからは、80年代の代表的なファッションの特徴を紹介していきます。

華やかなトップス

パワーショルダーやパフスリーブなど、80年代は袖にボリュームがあるデザインのトップスが大流行しました。また、フリルがたっぷり使われた女性らしいものや、ボウタイデザインも同様に人気でした。

甘さのあるデザインだけではなく、大きなブランドロゴがプリントされたトップスなど、カジュアルスタイルでも存在感のあるものが取り入れられていたのがポイント。ビッグシルエットと呼ばれる肩の落ちるデザインやロング丈のものも人気があり、現在のトレンドと共通性が感じられます。

大ぶりアクセサリー

大きめで華やかなデザインのピアスやネックレスも、80年代ファッションの特徴です。ビジューやパール、カラーストーンが使われたネックレスは、コーディネートのアクセントとして多く取り入れられていました。ネックレスと同様に、ピアスやイヤリングも大ぶりなものが人気です。

きらびやかなものだけではなく、べっ甲のようなアンティークなデザインやアシンメトリーなアクセサリーも80年代らしさを纏えます。

ヴィンテージな柄と質感

80年代ファッションには、ヴィンテージ感も欠かせません。クラシカルな花柄やドット、スカーフなどに使われているレトロな模様などが大人気となりました。鮮やかで少しくすみのある、ベイクドカラーも注目されました。

色や柄だけではなく、質感もポイント。ケミカルウォッシュのデニムパンツのように、ヴィンテージ感のある加工も80年代ファッションの特徴です。

プレッピースタイル

プレッピースタイルとは、名門私立の高校生や予備校生が着ていたファッションのこと。ローファーやカーディガン、ブレザーやチェック柄スカートなどを使った、名門学校に通う生徒らしい、上品で落ち着いたテイストがおしゃれ好きな若者の間で流行となりました。

モノトーンスタイル

鮮やかさや華やかさと対象的なモノトーンスタイルも80年代に流行。全身を黒でまとめたファッションは、当時カラス族と呼ばれて多くの人の注目を浴びました。

コムデギャルソンなどのブランドが、黒いアイテムを使ったモノトーンスタイルを提案したのも流行の理由のひとつです。モード感のある黒のロングコートなどで、重めのレイヤードをつくるのが主流でした。

80年代ファッションのおしゃれな着こなし方

80年代ファッションは、ポイントを押さえれば誰でも手軽に取り入れられます。ここからは、おしゃれな80年代風コーディネートの着こなし方を紹介していきます。

定番アイテムと組み合わせる

すべてのアイテムを80年代風のもので揃えるのは難易度が高くなります。手軽で自然に80年代ファッションを取り入れたいなら、現在定番となっているアイテムと組み合わせるのがおすすめ。

チノパンにローファーやセーターを合わせたプレッピースタイルや、カーディガンにヴィンテージ風デニムを合わせたカジュアルスタイルなど、さり気なく80年代風のアイテムを加えるとおしゃれに仕上がります。

ラフさやカジュアルダウンを意識する

プレッピーやボディコンシャスなど、80年代はかっちりとした雰囲気のスタイルが主流でした。現代に80年代ファッションを落とし込むのなら、そのままかっちり着こなすのではなく、ラフさを出してこなれ感を出すのがポイント。

綺麗めな印象のタイトスカートにTシャツを合わせたり、クラシカルなワンピースにカーディガンやパーカーを羽織るなど、カジュアルダウンを意識してみると良いでしょう。

小物やアクセサリーを取り入れる

服で80年代テイストを取り入れるのが難しく感じたら、小物で挑戦するのがおすすめ。大ぶりのピアスやネックレスなど、アクセサリーで取り入れるのは手軽なため、初心者の人にもぴったりです。華やかなアクセサリーなら、顔周りを明るく見せてくれます。

また80年代はデザイナーズブランドが人気だったため、ブランドバッグをコーディネートに取り入れるのも良いでしょう。

80年代ファッションを演出するアイテム

ヴィンテージ感のある小物やアクセサリーは、80年代ファッションをつくる際に大活躍してくれます。ここからは、おすすめのアイテムと選び方を紹介していきます。

チェーンバッグ

シャネルのチェーンショルダーバッグ

鮮やかなカラーのバッグは、コーディネートのアクセントに最適。持ち運びがしやすくコーディネートにもなじみやすい、コンパクトなサイズ感のものがおすすめです。肩紐がチェーンのものを選ぶと、80年代らしい華やかさやゴージャスなムードを纏えます。

大ぶりピアス

ヴァンクリーフ&アーペルのピアス

ヴァンクリーフ&アーペルの人気デザイン、アルハンブラのヴィンテージピアスは80年代ファッションにもよく似合います。大ぶりな花モチーフは、顔周りを華やかに見せて存在感を高めてくれるでしょう。深いレッドのような、女性らしさを引き立てる色味が特におすすめです。

ロングネックレス

シャネルのロングネックレス

大粒のパールやカラーストーンを使ったロングネックレスは、コーディネートをよりおしゃれに仕上げてくれます。パールが含まれているものを選ぶと、上品な印象になるため幼く見える心配がありません。

女性からの支持が高いシャネルは、ヴィンテージアイテムも大人気。80年代ファッションとの相性も非常に良いでしょう。

80年代ファッションはリユースショップで見つけるのもおすすめ

80年代ファッションを着こなす女性

80年代ファッションをつくる際に大活躍してくれるバッグやアクセサリーなどのアイテムは、リユースショップを活用して見つけてみてはいかがでしょうか。リユース品は人と被りにくいため、ファッションにオリジナリティを出してくれるのも魅力のひとつ。時には、手ごろな価格でヴィンテージなどの掘り出し物が見つかることもあります。

また、使わなくなったアイテムをリユースショップで売るのもおすすめです。自分では使わなくても、誰かが必要とするかもしれません。リユースショップは、ひとつの商品が循環するサステナブルなファッションの楽しみ方ができると言えるでしょう。

サステナブルに関しては、こちらの記事もチェックしてみてください。

80年代ファッションをおしゃれに取り入れてリバイバルを楽しもう

ファッションテイストやヴィンテージのアクセサリーなどポイントを押さえれば、手軽に80年代ファッションを楽しめます。リユースショップでヴィンテージ品を探して、質感や風合いの違いを演出するのも素敵です。トレンドの80年代ファッションで年々加速しているリバイバルファッションを楽しみ、コーディネートをアップデートしてみませんか。

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