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「歯が痛い!」虫歯だと思い込み歯医者を受診⇒医師からまさかの診断が!【体験談】

  • 2024.3.21
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ある日、食べ物を食べた際に左上の歯に違和感を覚えた私。「しっかり歯を磨いていたはずなのに虫歯かぁ……」と落ち込みました。しかし、まだ違和感があるだけで痛みがなかったのと、忙しかったのを理由に1カ月ほど放置してしまいます。そして、いよいよ痛みが出てきたので歯医者を受診したところ、驚きの診断結果を受けることになるのです。

食べ物を食べると違和感がある

ある日私は、昼食を食べていたときに一瞬だけ左上の奥歯に違和感を覚えました。「変な感じがしたけど何だろう……」と頬の上から触ってみましたが特に痛みは感じません。その日は気にせず食べ終えたのですが、また2、3日後の夕食の際に同じ違和感を覚えました。私は毎日しっかり歯を磨いていて、数カ月に1度歯のクリーニングを受けに歯医者に通っています。虫歯になるわけないと思っていたため「これは何の違和感なの?」と疑問が深まりました。

その日の夕食後、私は鏡で違和感がある左上の奥歯を確認してみました。ここかな? と思う歯は幼いころに虫歯治療をしていて、部分的な被せ物の銀歯が入っています。目視できる範囲で確認してみたものの、色の変化など特に気になるところはなく、歯を磨いたり冷たい水を口に含んだりしてしみることもありません。食べ物を食べたときに一瞬だけ違和感はあるのですが、私はまだ痛みがないことと私生活の忙しさを理由にそのまま様子を見ることにしました。

少しずつ痛みが増してきてついに…

食事中に違和感があったものの、だましだまし過ごして2週間たちました。今までは2、3日に1度、一瞬だけ感じていた違和感が、「じーん」と3秒ほど響くような痛みに変わってきたことに気付きます。

「やっぱり虫歯になっているかも」と不安になる私。2週間様子を見てわかったことは、痛みを感じるのは食べ物を食べているときだけということと、とんかつや鶏胸肉の唐揚げなど、かみ応えのあるものを食べる際に感じることが多いこと。

「硬いものを食べたときに痛いってどういうこと? 歯肉炎? やっぱり虫歯? どちらにしても問題があるのはたしかだから、ちゃんと歯医者を受診しよう」と決意した私。歯医者に予約の電話をして症状を伝えたところ、常に痛むわけではなく、緊急性が低いという判断から1週間後に予約を取りましょうという流れに。

しかし、その後、歯の痛みは急激に加速するのです。食事の際、毎回のように「ズキ!」と痛むようになり「じーん」と5秒以上痛みが響くので食事をすることがストレスになりました。一刻も早く診察してほしいという思いで、予約日を待ちます。

歯医者で下されたまさかの診断

いよいよ診察日。まず歯全体のエックス線検査をし、歯科衛生士による簡単な問診を受けます。私は今までの経緯と現在の痛みの状態を詳しく話しました。しばらくして先生による診察が始まりました。

撮影したエックス線検査の写真を見ながら「見たところ虫歯もないし、おかしいところがないんだよねー」と説明する先生。そんなはずはないと思った私は「そうなんですか!? でも1カ月前に初めて違和感があって、それからだんだん痛みがひどくなって……」と再度症状を訴えます。すると先生は「痛みの感じ方からすると、もしかしたら歯にヒビが入っているかもしれないね。肩凝りがひどかったり食いしばりがあったりするかな? 浅いヒビだったら簡単な治療で済むんだけど、歯の根っこまでヒビが入っていたら歯を抜かないといけないかも」と言いました。

思いも寄らぬ先生の発言に「歯にヒビですか!?」と驚く私。歯が割れてヒビが入る歯根破折(しこんはせつ)の原因は、歯に過度な力がかかった際に起こるそう。そして先生が実際に口の中を見てみると、うっすらと歯にヒビが入っていることを確認。痛みの原因はこのヒビであることがわかりました。

その後、銀歯を除去して中を詳しく見てみましたが、浅いヒビが数カ所あったのみだったので、ヒビの隙間を埋める簡単な治療で済んだのです。

まとめ

私は今まで食いしばりをした記憶はなく、家族に歯ぎしりを指摘されたこともなかったので、まさかの診断に驚きを隠せませんでした。食いしばりや歯ぎしりは大半が寝ているときに起こり、気付かないことがほとんどとのこと。進行してヒビが歯の根っこまで到達すると抜歯するしか方法はないそうです。

今後またヒビ割れが進行したり、他の歯に影響が出たりする可能性もあるそうなので、寝る前にマウスピースをはめて予防することにしました。現在、マウスピースを作るために通院中です。これからは、歯に少しでも異常があった際は何日も様子を見ず、すぐに受診しようと改めて思った出来事でした。

記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/マメ美

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著者:Mana


監修者:医師 川田 悟司 先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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