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城彰二、昔の日本代表のほうが「気持ちの強さがあった。俺たちの時代も負けていなかった」

  • 2024.3.21
城彰二、昔の日本代表のほうが「気持ちの強さがあった。俺たちの時代も負けていなかった」
城彰二、昔の日本代表のほうが「気持ちの強さがあった。俺たちの時代も負けていなかった」

Text by 石井彰(編集部)

元日本代表FW城彰二が運営しているYoutubeチャンネル「Joチャンネル」は、20日に新作動画「松井大輔の技術を後世に伝えて欲しい/優しい男の思い出」を公開した。

城彰二は、その中で岡崎慎司や中山雅史、巻誠一郎のような「恐れを知らない飛び込んでいくプレー」について以下のように話していた。

「先輩がPKスポットにボールを置いて、自分がゴールの中に立たせられて、思いっきりシュートを蹴られた。それをヘディングできなかったら、腕立て伏せ300回とか。いまそんなことをしたら体罰だからね。

その先輩は、『ヘディングが強くなるように』と言っていた。どんなボールでもヘディングで行け、反応しろと言われながらね。

ずれると当たったところが痛いのよ、頭グラグラするし。気合いだ!と言いながらやっていた時代だったからね。

そういうのがなかなかできない時代だけど、やっぱり気持ちがないと勝てないじゃない。どれだけうまくても。

今の日本代表選手は本当にうまい。俺たちの時代よりもはるかに。だけど気持ちの面とか、絶対最後までやるぞというところは…いろいろな世代で話をすると、俺たちは負けてなかったよねと。今の代表に足りないと思ってしまう。

もちろん、それは下手クソだったからこそできたことでもある。ガムシャラにやるしかない。ボールごと足も一緒に蹴っちゃえとか。でも今の時代はそうじゃないから。

うまいから、そうしなくてもボールが取れちゃう。そうしなくてもボールを回せる。それは技術があるから。賛否は色々あると思うんだけど、アジアカップでも技術だけじゃないところはたくさん出た。

フィジカルで圧倒されたりとかね。相手に気持ちで来られちゃうと、それを受けてしまうと難しくなる。技術はとても上がっているから、あとは精神的な部分を上げていければもっと強い代表になっていくんじゃないかな」

先日のアジアカップではグループステージでイラクに敗れ、ベスト8でイランを相手に敗退した日本代表。

それについてもフィジカルや気持ちで圧倒されて受けに入ったことが問題だったとのことで、昔のようなメンタル面の強さが必要とされていると主張していた。

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