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「まだ逝っちゃダメだ!」最期のときを迎えた母…在宅介護した父娘の思い

  • 2024.3.21

寝たきりになった母のため、実家へ戻り父とともに介護をしていた、キクチ│5/24書籍発売(@kkc_ayn)さん。少しずつ体調が変化していく母を目の当たりにし、最期の時が近づいてきていることを感じていました。そして、その日は突然に訪れます。父とともに母を看取ったキクチさん。自宅介護のリアルを描いた『20代、親を看取る』第32話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。

そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

キクチさんの母親は、トイレから戻るキクチさんを待って息を引き取りました。

危ういタイミングでしたが、最後に感謝の気持ちを伝えられたキクチさん。家族でみとることができてよかったですね。

親をみとるということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験しみとったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親をみとることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:ママリ編集部

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