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性的暴行疑惑のダニ・アウヴェス、再びネイマール父が支援か 1億6000万円を提供で「14ヶ月ぶり」刑務所の外へ

  • 2024.3.21
性的暴行疑惑のダニ・アウヴェス、再びネイマール父が支援か 1億6000万円を提供で「14ヶ月ぶり」刑務所の外へ
性的暴行疑惑のダニ・アウヴェス、再びネイマール父が支援か 1億6000万円を提供で「14ヶ月ぶり」刑務所の外へ

Text by 石井彰(編集部)

2022年12月に発生したという性的暴行事件に関わった容疑で逮捕された元ブラジル代表DFダニ・アウヴェス。昨年1月から収監されている状況であったが、今回ようやく保釈の要請が認められたとのこと。

『Marca』によれば、ダニ・アウヴェスはこれまでの保釈要請を全て拒否されてきたものの、今回100万ユーロ(およそ1.6億円)の保釈金を支払うこと、ブラジルとスペインのパスポートを預けることを条件として申請が認められたという。

その申請は火曜日に許可されたが、当初期限とされていた20日午後2時半までに100万ユーロが支払われなかったため延期されている。

ダニ・アウヴェスが持っている銀行口座は凍結されているために本人は100万ユーロを支払うことができず、外からその資金を調達しなければならない状況であるそうだ。

そこで今回もネイマールの父親がそれを提供する予定であるとのことで、21日に改めてそれが支払われる可能性が高いという。

ネイマールの父親は以前もダニ・アウヴェスを支援しており、被害者への補償として裁判所が要求した15万ユーロ(およそ2400万円)を負担している。この支払いが行なわれたためにダニ・アウヴェスの求刑が4年半に軽減されていた。

ダニ・アウヴェスはおそらく21日に14ヶ月を過ごしたスペインのブリアンズ第2刑務所を離れることができると考えられているが、スペインとブラジルのパスポートを喪失するため、国外への渡航は禁止される。

スペインとブラジルは犯罪人引渡し条約を結んでいないため、もしブラジルへと帰国した場合には身柄の拘束が不可能になる可能性があるためだ。

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