産後、実家と「絶縁」した女性がわが子に対して思うこと

親になってから、実家や義実家に助けられながら子育てをした経験がある方はいるのではないでしょうか。良好な関係でいられれば頼りになる存在の両実家ですが、ひとたびもめてしまうと悩みの種になることも…。今回は、ある女性が経験したことを基に描いた作品です。リコロコ(ricoroco)さんがフォロワーさんの経験を描いた作品『赤ちゃん産んだら実家と絶縁する羽目に』をご紹介します。どうぞごらんください。

産後は義母を頼ることにしたけれど…

リコロコさんのフォロワーさんは、待望の第1子を出産します。出産前から義母が出産したらうちを頼ってほしいという申し出がありました。

申し訳なく思いつつも、実家が遠方のため心強く感じたフォロワーさん。産後は義実家でお世話になることに決めました。果たして、どうなるのでしょうか。

義実家で同居してみたら、ストレスを抱えてしまった

産後を義実家で過ごしたという人もいるでしょう。慣れない育児、家というだけで自然とストレスはたまりやすくなるかもしれませんよね。良好な関係なら問題ないですが、同居することで義母と価値観のズレを感じることがあるかもしれません。

フォロワーさんの場合は「頼ってほしい」と言ってくれたわりに、育児に手を貸してくれない義母にモヤモヤしたといいます。そして自宅に戻る前には、言い合いともいえるようなトラブルも起こしてしまうのです。

義母の愚痴をこぼしたら、今度は実母とトラブルに

なんとか義実家同居から帰宅し、ストレスから解放されたフォロワーさん。実母が自宅を訪れた際にうっかり義母の愚痴をこぼしたところ、今度は腹を立てた実母と義母がトラブルに…。話を聞いてほしかっただけのフォロワーさんは驚いたことでしょう。

さらに、義母の言い分を聞いた実母から、フォロワーさんを否定されるような叱責の連絡も。義母に対する態度が悪いと言いたかったようですが、産後の不安定な状態で冷静に聞き入れられるほど、フォロワーさんに余裕はありませんでした。

その後も実母からの攻撃は続き、フォロワーさんはついに実母との絶縁を決めます。

子をコントロールしようとする親にはならない

皆さんは、わが子にどんな子に育ってほしいと思いますか？それぞれ願うことはたくさんあるでしょう。しかし、ときに子どもとは、親の気持ちはとは裏腹に成長したり、なりたい自分を模索していくものです。

子どもを自分の理想通りにしたいという思いが強すぎると、子どもは窮屈に感じたり、自分らしい生き方を見失ってしまうことがあるかもしれません。ときには、そっと見守り応援してあげることも大事なことではないでしょうか。

わが子の人生はわが子のもの。フォロワーさんと実母の結末はさみしいものがありますが、親とはどういう存在であると良いのかを、改めて考えさせられる作品です。

著者：ゆずプー