1. トップ
  2. ファッション
  3. 白アイテムがキーワード! この春注目のフェミニンはテイストMIXでこなれさせて

白アイテムがキーワード! この春注目のフェミニンはテイストMIXでこなれさせて

  • 2024.3.20

2024年春夏注目のテイストは「フェミニン」。でも素直に取り入れるとコンサバになりそうなキーワードでもありますよね。コンサバにも甘くもならず取り入れるなら、フェミニンと異なるテイストをMIXさせるのが上手なこなし方。そこで品のあるアイテムラインナップで大人から高い支持を得る人気ショップのスタッフが、フェミニンMIXな着こなしを披露! 2024年春、大人のフェミニンMIXスタイルには、白のアイテムがマストでした。

【ガリャルダガランテ】華奢なキャミワンピにジャケットを重ねて「モードMIX」に

画像: ジャケット¥187,000【ジア・ストゥディオス】 ワンピース¥28,600【ガリャルダガランテ】 ネックレス¥14,300【レメ×2.718】 リング¥13,200【EO】 シューズ¥34,320【トニー ビアンコ】 その他/本人私物 出典:ガリャルダガランテ

ガリャルダガランテ ディレクター 伊藤文恵さん

90年代を強く意識する【ガリャルダガランテ】の2024年春夏コレクション。当時ケイト・モスがよく着ていたようなデリケートなキャミソールワンピを、さらっと着てモードなスタイルを提案しています。

「キャミワンピの下にTシャツなどを合わせないのが今の気分。春先は落ち感のあるビッグシルエットのジャケットを合わせてモード感を強めています」(伊藤さん)

画像: インナー次第でバックスタイルの印象が変えられるジャケット。 出典:ガリャルダガランテ

ジャケットの特徴は大胆に開いたバックスタイル。セクシーになりすぎず肌見せでき、意思を感じさせる女性らしさを演出できます。

【ユナイテッドアローズ】ガーリーなドレスは「スポーツMIX」で程よく着崩して

画像: ドレス¥77,000【クレア】 スカート¥154,000【ボーフィー】 パンツ¥11,000【アディダス オリジナルス フォー ビューティー&ユース】 ローファー¥50,600【カステラーノ フォー ユナイテッドアローズ】 その他/本人私物 出典:ユナイテッドアローズ

ユナイテッドアローズ プレス 薄井悠さん

首元の大きなリボンがポイントになった、アメリカンスリーブのドレスが主役。ふんわり広がるシルエット、織りを重ねた生地で、どこかロマンティックで可愛らしい雰囲気が加わります。

「1枚で着ると甘くなりすぎるので【ビューティ&ユース】が【アディダス オリジナルス】に色別注したトラックパンツでスポーティにカジュアルダウンしました」(薄井さん)

画像: 白いレースのスカートなので、様々なパンツに合わせやすいのが魅力。 出典:ユナイテッドアローズ

スタイリングに繊細なムードを加えているのが、レースのスカート。デリケートなレースが使われているうえ、裏地がないのでパンツスタイルに軽やかさを加えたい時に重宝します。

【アダム エ ロペ】キャミチュニックで「モノトーンMIX」に柔らかさをプラス

画像: ジャケット¥70,400、チュニック¥27,500ともに【ロウ クラシック】 パンツ¥14,300【グラミチ フォー アダム エ ロペ】 バッグ¥27,500【シータネヴァ】 サンダル¥17,930【アダム エ ロペ】 その他/本人私物 出典:アダム エ ロペ

アダム エ ロペ プレス 高㟢里美さん

旬のオーバーサイズジャケットをフェミニンに着こなすテクニックとして【アダム エ ロペ】が提案しているのが、インナーをキャミチュニックにすること。

「キャミソールならシャツより抜け感があって、Tシャツよりも肌を見せる面積が広いぶん、女性らしい印象に。こなれ感も生まれてジャケットスタイルでも堅苦しくなりません」(高嵜さん)

画像: モノトーンスタイルに調和しながら、アクセント役も果たすメタリックのバッグで輝き。 出典:アダム エ ロペ

洋服と同様、小物もモノトーンで統一。メタリックなミニバッグや華奢なサンダルをセレクトすることでモノトーンでもエレガントな雰囲気が宿ります。

【パリゴ】リズミカルに白を効かせた「フレンチシックMIX」スタイル

画像: ニット¥26,400【ハイク】 パンツ¥55,000【ガニー】 バッグ¥149,600【マルニ】 シューズ¥35,200【ファビオルスコーニ】 その他/本人私物 出典:パリゴ

パリゴ 広島店 ファッションアドバイザー 佐久間仁美さん

ブレザーやマルチボーダーのバッグがフレンチシックなスタイリングを、シルバーの箔を張ったパンツで個性的にアレンジ。

「ブレザーでスタイリングを引き締めつつ、メッシュのニットやグルカサンダルは白系を選んで春らしい軽さを意識しました」(佐久間さん)

画像: シャツのシアー切り替えやシルバーのパンツで、ベーシックなブレザーのコーディネートにひねりが。 出典:パリゴ

メッシュニットからのぞかせたシャツの裾はシアーな素材。定番のコットンシャツより今っぽく、シャツでも女性らしく着こなせます。

上品にも、凛とした雰囲気にもなる変幻自在の白なら、どんなテイストにもマッチします。お気に入りの白アイテムを取り入れて、今年らしいフェミニンMIXスタイルに挑戦しては。

※価格はすべて税込みです

Photograph:細谷悠美
Senior Writer:津島千佳

元記事で読む
の記事をもっとみる