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外国人が、日本の英語教育に「いかにも日本人らしいね!」→ 英語のドリルに感心したワケとは?

  • 2024.3.20

私たち日本人にとって当たり前のことでも、外国の人からしたら「なんで?」や「ありえない!」と思われることも多いですよね。今回は私の実体験から、友人A子のアメリカ人夫にびっくりされた、いかにも日本人らしい教育法について紹介します。

画像: 外国人が、日本の英語教育に「いかにも日本人らしいね!」→ 英語のドリルに感心したワケとは?

わが家に外国人のお客様が!

私の友人A子には、正式に籍は入れていない事実婚のアメリカ人夫がいます。普段は夫婦でアメリカに住んでいるのですが、帰国して夫婦でA子の実家に帰省したついでに、私の家にも遊びに来てくれることに。

私は独身時代にA子とA子のアメリカ人夫に何度か会ったことがあるのですが、私が結婚して子どもを産んでからは初めて会うためとても楽しみにしていました。6歳の長男は英語を習っており、実際に外国の人と会話できる良い機会でもありました。

直前まで英語の勉強をする長男

A子夫婦が遊びに来る直前、はりきって英語の勉強をしていた長男。ノートに自分の名前を書いたり、ドリルでアルファベットの書き順を覚えたりしていました。私も長男の勉強に付き合うことに。

勉強を始めてまもなく、玄関のチャイムが鳴りました。緊張していた長男もなんとか初めましての挨拶を終え……。

アルファベットの書き順は教わらない!?

ダイニングテーブルに腰かけたとき、長男のやりかけのドリルをA子のアメリカ人夫が見てびっくりした様子。A子のアメリカ人夫は、アルファベットの書き順までもドリルに丁寧に書かれており、子どもに教えていることに驚いていました。

話を聞いてみると、アメリカではアルファベットに決まった書き順はないらしいのです。本当かどうかは分かりませんが、A子のアメリカ人夫曰く、細かく書き順を教えられた記憶はないとのこと。彼は今でも自分が一番早く書ける書き方で書いているそうです。「アルファベットの書き順まで教えるなんて、いかにも日本人らしい! すごい!」と感心されてしまいました。

書き順は重要ではないかもしれない……

日本で販売されているアルファベット練習用のドリルやポスターには、書き順がしっかりと載っているため、私はその通りに教えなければならないと思っていました。ですが、生粋のアメリカ人が言うのなら、そこまで厳しく正確に教える必要はないのかもしれないと思いました。

学校でアルファベットの書き順テストがあるのかは分かりませんが……。外国の人はアルファベットの書き順なんて気にしていないかもしれない、と気付かされた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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