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義母と食事中…義母「あなたマタニティーブルーで大変だったのよね」夫「そうだったよね」→2人の悪意なき“勘違い”に、妻 唖然…

  • 2024.6.10
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出典元:PIXTA(※画像はイメージです)

赤ちゃんがお腹にいる妊婦さんには注意しなくてはならないことがいっぱい! 中でも早産の危険がある「切迫早産」の怖さは有名です。

本記事では、切迫早産に関する「びっくりするような勘違い」についてご紹介します。

私が動けなかったのは「切迫早産」だったからです!

妊娠中のトラブルについて、30代の女性が教えてくれました。

 

これは先日、私たち夫婦と義母で集まり、食事をしていた時のお話です。

食事中、話題が私の第一子妊娠時のことになりました。第一子を身ごもっていた頃、我が家は急な引っ越しをしなければならない状況にありました。しかし、その時私は切迫早産(せっぱくそうざん)……つまり、早産のリスクがある、とても危険な状態だったのです。お医者さんからも絶対安静を指示されていました。

そこで大活躍してくれたのが義母。率先して引っ越し作業を手伝ってくれたため、引っ越しも出産も無事終えることができたのです。

とてもありがたく思っていたのですが、しかし、そのことを皆で話していた時、思わぬ勘違いが発覚!

「〇〇ちゃん(※投稿者さんのこと)は、あの頃マタニティーブルーで大変だったのよね。何もできなくて……私も大変だったわ」そう、義母は言いました。

なんと、義母は「切迫早産」を「マタニティーブルー」だと思っていたのです!

それだけでなく、夫も「そうだったね、マタニティーブルーのせいで何もできなかったよね」とその発言に乗っかる始末。

「マタニティーブルー」とは「妊娠中~出産前後に起こる一時的な情緒障がい」であり、大変であることに変わりはありませんが、母子の命に関わる「切迫早産」とは全く別物です。

お医者さんが「絶対安静」と命じるほどの状態だったというのに、まるで私が気分の落ち込みで引っ越し準備をサボっていたかのような口ぶりに驚き、悲しくなりました

もちろんその場で訂正しましたし、引っ越しを手伝ってくれた義母に感謝もしていますが、義母と夫にそんな風に思われていたのかと思うと、今でも涙がこぼれそうになります。

妊婦さんの不調がすべて「マタニティーブルー」ではない

「切迫早産」とは一歩間違えれば早産になりかねない危険な状態をいいます。状況によっては入院・投薬が必要になることも。当然、マタニティーブルーとは全然違うものです。

しかし、妊娠に関する学術的知識の少ない方の中には、妊婦さんの不調がすべて「マタニティーブルー」だと考えている方も多いようです。

妊娠出産に関して、せめてパートナーくらいは正しい知識を持っていたいものです。間違えて覚えている方を身近で見かけたら、それとなく訂正してあげられるとさらに良いですね。



提供:30代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています