居酒屋で…店長「焼き鳥焼いて！」焼いたことないのに！？→次の瞬間、バイト「ぎゃーー！！」衝撃の光景に騒然…

2024.4.13

学生時代のアルバイト。繁忙期になると、普段は担当しない業務を急遽任された思い出のある方も多いのではないでしょうか？

本記事では、「居酒屋アルバイトで突然担当させられた驚きの業務」についてご紹介します。

わけもわからず焼いた鶏肉からはボォッ！と火柱が…

居酒屋アルバイトでのびっくりエピソードについて、40代の女性が教えてくれました。

これは、私が大学生の頃、2年ほどアルバイトしていた居酒屋での出来事です。

その居酒屋で、私はキッチン業務を担当していました。友だちと見つけたアルバイト先で、私たちはどちらもホール業務を希望していたのですが、人数の関係で私だけキッチンに回されてしまったのです。少し不本意ではありましたが、キッチン業務の時給がそこそこ良かったし友だちと一緒に働けるのも楽しかったので、私は居酒屋でのアルバイトを続けていました。

キッチンでの仕事は、仕込みや皿洗い、ドリンクづくりが中心です。そんなに難しい仕事ではないので、すぐに慣れました。

しかし、事件は私がキッチン業務に慣れた頃起こったのです。その日は年末で、普段以上に店内は混み合っていました。厨房もてんてこ舞いの忙しさ！猫の手も借りたい有様でした。

人手が足りなかったせいか、店長は私に「焼き鳥焼いて！」と声をかけてきました。

え？焼き鳥！？私は内心焦ってしまいました。料理の仕込みをしたことはありますが、焼き鳥なんて焼いたことはありません！ 焼き方ももちろん知りません。

しかし、みんなが走り回る大忙しの店内で「できません」とは言えず……店長の指示を断れなかった私は、これまで料理人さんがやっていたのをなんとなく思い出し、おそるおそる焼き鳥を焼いてみました。

肉からしみ出た油が網に落ちた瞬間……、ボォッ！！と大きな火柱が上がったのです！

「ぎゃー！」と悲鳴をあげつつ、それでも何とか焼き鳥を焼き上げました。お皿に乗せて、ホールの友人に託した時は、ホッとするよりもむしろ「食べた人が食中毒になりませんように……！」と心の中で祈ってしまいました。

疲れ果ててその日のアルバイトを終えた私に、キッチン担当の仲間がまかない料理を提供してくれましたが、こともあろうにその日のメニューが焼き鳥丼で……自分の作った出来損ないの焼き鳥を思い出してなんだか食欲が失せ、結局空腹のまま帰宅しました。

後にも先にも、仕事をしていてこんなにドキドキしたことはありません。

もし自分が同じ立場だったら……ヒヤヒヤして肝の冷えるエピソード

焼いたことのない焼き鳥を急に焼くことになってしまった投稿者さん。年末で大混乱の居酒屋さんの中で、きっと投稿者さんの心が一番大パニックだったことでしょう。「もし自分が同じ立場に立たされたら……」と考えるとヒヤヒヤしてしまいますね。

もちろん、アルバイト店員さんに調理を任せることは違法ではありません。でも、調理を任される立場としても、作られた焼き鳥を食べる立場にしても、できればもう少し慣れた人にお願いしたいところです！

情報提供：40代女性・大学生の頃のエピソード

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています