我が子のために初めて買ったおままごとセットやヒーロー変身グッズ……押し入れにそんな古いおもちゃが眠っているご家庭はありませんか? 子どもが大きくなって遊ばなくなったおもちゃ。もう捨てていいはずなのに「なぜか捨てられない」という方も多いのではないでしょうか?
6歳の息子さんと4歳の娘さんを育てている青かんぱち(@tasorito)さんが、子どものおもちゃに対する思いをX(旧Twitter)上に投稿したところ、「わかる!」「我が家も捨てられない!」などのコメントとたくさんのいいねが集まりました。
青かんぱちさんの思いとはどのようなものだったのでしょうか?
その投稿がこちら!
義姉が昔「オモチャがどんどん増えていく」「捨てられないんだよね」と言っていて「数百円の物だし捨てればいいのに」と思ってたけど、子供が産まれてから理解したよ。オモチャの市場価値に子供との思い出補正が乗っかってるんだよね。あんな高価なもの、なかなか捨てられないよねぇ。#6歳息子 #4歳娘 pic.twitter.com/F4OPh6S4kn
— 青かんぱち (@tasorito) March 25, 2024
我が子の遊んだおもちゃには「子どもとの思い出補正」がかかっている……!
まさにその通り! 多くの親御さんが共感するのではないでしょうか?
親御さんだけでなく、「大好きな友だちと一緒に買ったペンがどうしても捨てられない!」といった経験がある方も「わかる!」と感じるコメントかと思います。
捨てられないのは、ものではなく、ものに宿った「大切な思い出や記憶」の方なのかもしれないと思わせてくれる投稿でした!
息子さんが電車好きになったきっかけのおもちゃ!2代にわたって受け継がれたプラレール
投稿者さんに、こちらのエピソードについて詳しくお伺いしました!
---こちらの新幹線をご覧になって、改めてどのように思われましたか?
「実はこれ、義姉から貰ったおもちゃで、2代に渡って使い古しているんですよね。貰った時点で既に年季が入っていて、義姉も捨てられないからと貰った物なんです。息子はこのオモチャでかなり遊んでいたのですが、いつの間にか遊ばなくなり、久しぶりに見た時は、息子が遊んでいた姿を走馬灯のように思い出し、懐かしく少し寂しい気持ちになりました」
---2代に渡って…!長く愛されてきたんですね。どんな思い出がありますか?
「これプラレールなんですけど実は壊れていて……。手で動かして遊んでました。息子が喋れない時から遊んでいたので『うーうー』と喃語を発しながら笑顔で楽しんでいたことを思い出します。電車好きになったきっかけでもあるので思い入れは強いですね」
---電車を手で動かして遊んでいた息子さんの姿がつい昨日のことのように思い出されるのですね。 胸のあたたかくなる素晴らしいエピソードをありがとうございました!
めちゃくちゃ共感!歳を重ねるごとに実感する思い出の大切さ
こちらの投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。
とてもよくわかります。息子はもうすぐ25になるのに、私は半分壊れた手押し車が捨てられません。邪魔です
めちゃくちゃ共感。うちにも思い出補正がかかりすぎたメルちゃんがいる。顔色は変化して、髪の毛もボサボサなのに。
わかる、わかる。なるべく人にあげているけど、どうしてもあげられない赤ちゃんのときのヘビーユーズのおもちゃや、大切な身内から頂いたものなど。あと、ふと見かけると本人も懐かしくて遊んじゃうとか。思い出って大切。歳を重ねるごとに、そう思う。
うちまだ小さいからおもちゃというより服だな…妊娠がわかって初めて買った肌着、退院して初めて着せた服、とても似合っていてたくさん着せた服、など子育てには思い出が多すぎる これからそういうおもちゃも増えていくんだろうなぁ
投稿者さんのポストに共感を覚えたママやパパから、多数のコメントが寄せられていました。もう大人になってしまった娘や息子のおもちゃを捨てられずにいるという方もたくさんいらっしゃいました。
思い出はプライスレス。捨てられないおもちゃを通して、パパやママたちがいかに我が子を愛しているかがわかる素敵な投稿でした。
取材協力:青かんぱち(@tasorito)さん