電車で…男の背中にセミが！？私「え！？」セミ「ミーンミーン」→その後、男がとった行動に唖然…

目的地まで早く安全に私たちを届けてくれる電車。通勤通学で毎日のように乗っているという方も多いでしょう。

本記事では、「夏休みに乗った電車で起きたある珍事件」についてご紹介します。

ある夏の暑い日、電車に乗ってきた男性が…

電車内で遭遇したある珍事件について、20代の女性が教えてくれました。

5年ほど前、私がお出かけのため電車に乗っていた時の話です。

乗車時間はおよそ1時間、夏休みということもあり車内はいつもより少し多く人が乗っている感覚でした。そこに、スーツを着たサラリーマンらしき1人の男性が乗車されました。

車内は人が多いので、その方は立っており、私は遠くからその男性が乗ってきたのを確認しました。

男性が手すりを持つため後ろを向いたその時、なんと、真っ白なスーツの背中に1匹のセミが乗っかっているではありませんか！

え！？と私が男性のほうを凝視した瞬間、そのセミは、車内に響き渡るくらいに大きな声でミーンミーンという鳴き始めたのです。

しかし、その男性は顔色ひとつ変えずスマホを触ったまま。自分の背中にセミが乗っていることに、全く気づいていないようなのです。

さすがにどう声をかけて良いのか分からない様子でソワソワとうかがっている周囲の人たちと、気づかずあまりにも平然としている男性のギャップに、車内はざわついた雰囲気になっていました。

虫が苦手な私は気が気じゃなく、ずーっとその男性の背中を眺めることに…。ヒヤヒヤしながら見ていたのですが、ほどなくして男性はセミとともに電車を降りていきました。

ミーンミーンの声が聞こえなくなった車内はほっと一安心した様子。私も、セミが飛ばなくてよかった、そして男性が座ったりしてセミが潰されなくてよかった…と胸を撫で下ろしました。

今まで乗った電車で最大に衝撃を受けた体験です。

スーツの男性の背中にくっついていたのは、まさかのセミ…！「ミーンミーン」と鳴いているのに、男性は全く気づかなかったのですね。スマホで大事な仕事のやり取り中だったのかもしれません。

電車もセミも無事で何よりです。

夏らしさ満点のこちらの珍事件。セミを背中にくっつけた男性は、結局気づいたのか、それとも気づく前にセミが飛んで行ったのか…。その後の展開も気になってしまうお話ですね。

情報提供：20代女性

※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています