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神社の『お守り』ができるまで…再生回数220万超え!「初めて見ました」「すごい」

  • 2024.4.25
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健康や交通安全、縁結びなどお守りにはさまざまな種類があります。お守りの中身や作り方はどうなっているのだろうと、気になったことがある人は多いのではないでしょうか。

東京都江東区にある「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さんが、お守りの作り方についてInstagramに投稿すると、220万回再生され(2024/4/23時点)、「初めて見ました」「すごい!」と話題になっています。

一体お守りはどのようにして作られているのでしょうか。

話題の投稿がこちら!

 

まずは、五円玉を水洗いするところからスタート。

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出典:「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さん

12時間機械を回した後に再度水洗い。そしてもう一度機械へ。ここですでに合計24時間機械に入れていることに。

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出典:「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さん

乾かした五円玉をさらに機械に入れて24時間回し、水洗い。五円玉がピカピカになっています。その後、加計呂麻島の塩でお清め。

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出典:「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さん

そして、神社にて祈願祈祷し、子まもりに入れているのだそうです。

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出典:「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さん

1日300個限定の「子まもり」ができるまでには、このような長い過程を経ているとは驚きですね。

何度も洗浄を重ねて大切に作られ、祈願祈祷されていると思うと、よりお守りが有難く感じますね。

お守りが作られた経緯

投稿者さんに、こちらのお守りについて詳しくお伺いしました!

---こんな裏側があるなんて、知りませんでした!今回お守りができるまでを動画にした理由や経緯を教えてください。

「実は、もともとは動画にする予定はありませんでした。きっかけは、小学校に通うあるお子様からの質問です。そのお子様が、たまたまお父様と一緒に神社に来てくださったときに『この五円玉って新品ですか?』と聞かれ、『新品ではなくて綺麗に磨いていますよ』と伝えたところ、『どうやってピカピカにしているの?』と質問を受けました」

---そのように聞かれたとき、どのように思われましたか?

「すごく興味深く、そして楽しそうに聞いてくれたことが印象で、子どもってやっぱり色んなことに興味を持つんだと感じました。その後、ほかにも興味を持ってくれる子どもたちも多いのではないかと思い、動画にすることになりました

---子どもたちのための動画だったのですね。1度目、2度目、3度目と洗浄を重ねないとこのようなピカピカの五円玉にはならないのでしょうか?

1度目でもピカピカにはなるのですが、まだところどころ小さな汚れがあったりします。せっかくお手に取っていただくので、新品と同じような綺麗さを目指したいと思い、実は、何度も何度も試行錯誤を重ねました。最終的に、最初や途中で水洗いをしたり、3度に分けて洗浄を行なうことでピカピカになることがわかり、実施をしております」

---新品の五円玉を使用するという考えもあったのでしょうか?

新品の五円玉は、銀行や造幣局にご相談したのですが、両替は不可でした。本当は、新品の五円玉とこちらで綺麗にした五円玉の2種類を準備してお越しいただいた方に選んで頂こうと考えておりました」

---そういった両替はやっていないのですね。

「ピカピカにしたい思いは、単純に五円玉を入れてお渡しするだけではなく、潮見 龍宮社で祈祷した上で子まもりに入れています。ですので、新品とまではいかずともピカピカにした五円玉の方が良いと思いこだわっております

---このお守りは無料でお渡ししているということも驚きました。この取り組みを始めたきっかけを教えてください。

「こちらの『潮見 龍宮社』に鎮座していただいている龍神様は、世界自然遺産の鹿児島県奄美大島、加計呂麻島の海に鎌倉時代から棲むといわれており、そこから分け御霊をいただき、お祀りしております。その加計呂麻島の夜空に肉眼で『天の川』『満天の星』を見た瞬間にビビッと降りてきたような不思議な感覚になりました」

---どのような思いを抱いたのでしょうか?

「その『天の川』『満天の星』を見たときに、多くの方々に神域の入ったものをお渡しすることで幸せの輪を広げていこうと心にスッと入っていました。そして、ピカピカの五円玉は、ある意味、星であり、それを手に取った方が素敵な日々(ご縁)になるようにと思っております。不思議なもので、私たちがやっているというより、導いていただいているとお伝えした方が自然かもしれません」

---とても素敵な思いで作られているお守りだということが伝わりました。

お守りができるまでの工程に驚きの声

こちらの投稿を見た人たちからは、さまざまなコメントが寄せられました。

素敵ですね!
初めてみました
こんなに、手間がかかるんだね
自分の地元の塩を使ってこんな綺麗なお守りが出来てるとは、なんだか嬉しくなりました!
物凄く手間がかかっているんですね!御利益ありそう
これだけの手間暇かけてるの見て、お守りは人が人を想うことがお守りになるのかもと思った。

お守りが作られるまでの工程に驚きの声が寄せられました。お守りを作るに至った経緯も素敵でしたね。

きっとこのような思いが「子まもり」をもらった子どもたちに伝わっているでしょう。



取材協力:「潮見 龍宮社」(@.shiomi_ryugusha)さん