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大人が意外と間違える「50-27÷9÷3」【小学生の問題に挑戦】

  • 2024.4.11

日常生活で何か計算をしたいとき、ついついスマホの計算機を使ってしまいますよね。

大人になってから自力で算数の問題に取り組む機会が減ってきていませんか?

今回は引き算と割り算が入り混じった問題に挑戦して、計算の仕方を思い出していきながら暗算能力も鍛えましょう。

問題

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画像:PIXTA

引き算と割り算が入り混じった計算です。出てきた順番に「50-27」を計算したいところですが、落ち着いて式の全体を見てから計算の順序を確認していきましょう。

解説

足し算と引き算、割り算や掛け算が入り混じった計算で思い出してほしいポイントはこちらです。

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問題を解きながら確認していきましょう。

割り算

引き算と割り算があるので、ポイント通りにまずは割り算から計算します。

割り算の部分は「27÷9÷3」ですね。

3つの数字が出てきますが、ここだけ見れば割り算だけの計算なので左から順番に計算していきましょう。

 27÷9÷3
=3÷3
=1

となりますね。

計算はできたので、、割り算の仕組みについてもう少し詳しく説明します。。

「割り算は掛け算に直す」という言葉を覚えている方もいるのではないでしょうか。ここからはそのやり方を具体的に確認していきます。割り算を掛け算にするときには「逆数」というものを使います。

*「逆数」
ある数に掛けたら「1」になるもの。
例:「9に1/9を掛けると1になりので、9の逆数は1/9」

実際に解いてみましょう。

9の逆数として1/9を、3の逆数として1/3を使用して割り算を掛け算に直します。

 27÷9÷3
=27×1/9×1/3
=3×1/3
=1

引き算

割り算部分が計算できたら残りは引き算だけなので簡単ですね。

 50-1=49

これで答えを出すことができました。

答えは「49」ですね。

まとめ

大人になってスマホを使うようになると、少し複雑な計算の仕方を忘れているかもしれません。

もう一度ポイントをおさらいして、暗算でもできるように鍛えておきましょう!

 

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集(監修):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。