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金ドラ『9ボーダー』松下洸平とのキスシーンに「衝撃エグすぎて虚無」「世界一美しい」の声

  • 2024.5.10
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金曜ドラマ『9ボーダー』第3話より (C)TBS

川口春奈が主演するTBSの金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜22時)第3話が5月3日に放送。コウタロウ(松下洸平)との恋に浮かれ気味の七苗(川口春奈)。幼なじみの陽太(木戸大聖)が、長女・六月(木南晴夏)や三女・八海(畑芽育)にコウタロウの荷物の中に1億円以上の預金残高が書かれた明細書のことを打ち明け…。記憶喪失で素性もわからないコウタロウとの恋は、前途多難な様子。一方、離婚を先延ばしにする六月の前に、夫・邦夫(山中聡)の浮気相手・萌香(さとうほなみ)が現れ、六月は離婚届を押し付けられる。

離婚届を書きながら涙する六月の姿が切なすぎる!

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金曜ドラマ『9ボーダー』第3話より (C)TBS

「別れたくない」という意志が固い六月だったが、六月は萌香と同じ職場で働く邦夫の姿を見て、「本当の彼を知らなかったのは、私の方だ」と何かを悟ったようにつぶやく。そんな六月の傍らを、七苗と八海が何も言わず寄り添う、姉妹の距離感が絶妙。三姉妹で遊ぶ人生ゲームのシーンでも、独身の七苗、一人になることに落ち込む六月を「いるでしょ、ここに」「この家でギャーギャーやりながら、『まだよ!』って思えばいい」と励ます八海の様子が温かく、身内だからこその安心感も感じられた。そんな六月は離婚届を書こうとするも、その目からは涙があふれ…。

どれだけ前向きな言葉を発しても、やはりそう簡単に心の整理がつかない様子がリアルで、切ない。SNSでも「旦那の本当の姿を知った六月が切ない」「六月に泣いた」「むっちゃんもまだまだこれからなんだよ大丈夫」と六月の心に共感し、心に寄り添う声が多数見られた。

「まだまだ進みたい」 恋も仕事も“心のまま”に突き進む七苗

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金曜ドラマ『9ボーダー』第3話より (C)TBS

コウタロウとの恋の進展に自らブレーキをかけようとするも、できずにいる七苗。そんななか、警察からコウタロウに「家族が見つかったかもしれない」との一報が入り、七苗はしばらく彼に会えず…。仕事でも有名パティシエとの新プロジェクトが後輩の非礼なやりとりが原因で白紙に。その後輩が別の有名料理家との連絡を取りつけ事なきを得るも、やりきれず…。

仕事も恋も頭では自制が強かった七苗。そんな七苗が姉妹とのやりとりで前向きさを取り戻し、「まだまだ進みたい」と退社の道を決意する展開があまりに衝撃的だった。とはいえ、六月同様に七苗もまた心の整理がつかず、一心不乱に実家の銭湯の風呂掃除をしつつも、不安や動揺が隠し切れない。そこへ音信不通だったコウタロウが現れ、思わずコウタロウを抱きしめる。あれだけ心にブレーキをかけていた七苗のこれまでを思うと、驚かずにはいられない。気持ちがあふれ涙する七苗に、コウタロウが思わずキスをして…。

SNSでは「七苗の涙にもらい泣きした後にこのキスシーン…ほんとに気持ち的には自分自身も沸騰してしまいそう」「キスシーンの衝撃えぐすぎてしばらく虚無です」「世界一美しい不意打ちのキスシーン」「コウタロウのタイミングが最高」など反響が続々。さまざまな感情が入り乱れて穏やかでいられない七苗に対しての、コウタロウの寄り添い方がこの上なく極甘でベストタイミングだった。

ドラマ冒頭で「ただ単に浮かれるだけの恋に未来はない」「未来がないなら慎重にならないと。29なんだから」と口にしていた七苗が自分の心のままに突き進み、展開も、感情も、ジェットコースターのような動きを見せた第3話。

七苗とコウタロウの恋の進展はもちろん、2人のキスを目撃してしまった陽太、そんな陽太を心配しつつも思わずバッグハグしてしまった八海、そして行方不明の父の行動も気になるところで第4話も見逃せない。


番組概要:TBS系 金曜ドラマ『9ボーダー』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です