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“歌手と俳優の二刀流”!?ドラマ『9ボーダー』松下洸平の歌声に、川口春奈が涙を流す?

  • 2024.5.2

川口春奈が主演するTBSの金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜22時)第2話が4月26日に放送。「俺のこと、好きになっていいよ」と言われて以来、コウタロウ(松下洸平)のことが気になる七苗(川口春奈)は、記憶喪失の彼を心配して、その身元を明らかにするべく動き出す。マッチングアプリで出会った立花(兵頭功海)から“交際ゼロ日婚”のプロポーズを受けた八海(畑芽育)は、返事を急かされ…。

陽太の優しさに胸キュン必至!

幼なじみの陽太(木戸大聖)が気になりつつも、なかなか立花のプロポーズを断れない三女・八海(畑芽育)。そんな中、立花が八海の実家に挨拶に訪れると言い出す。立花が実家に訪れるタイミングで姉たちと結婚を断ろうと考えるが、2人とも都合が悪く、陽太が対応することに。だが、陽太は家にやってきた立花のペースにのまれ、断ることもできず膝を抱えて反省…。たまたま長女・六月が心配して連れてきた会社の新人の松嶋(井之脇海)のマイペースな発言で、図らずも立花に八海の本心が伝わった。

八海→陽太→七苗の片想いの矢印が切ないところだが、SNSではそんな八海、陽太に対する反応が続出。陽太に「(結婚)断れよ」とさりげなく助言された八海に「好きな人に『断れよ』って言われたら断るしかないよね」と共感の声も。陽太が一人で帰る八海に「気をつけて帰れよ」と声を掛け見送るシーンでは、「八海のうしろ姿をちゃんと見送ってる優しさにキュンとした」「こういう無自覚に優しいところに惚れるんだよ」と陽太に惹かれる声が多数。八海が陽太に恋心を抱くのも納得?

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金曜ドラマ『9ボーダー』第2話より (C)TBS

一方、終始マイペースな様子の立花だったが、八海との別れ際、陽太を見つめる八海を見て「思うだけじゃ無理だよ。伝えないと」と八海にアドバイスを。その言葉にSNSでは「ナイスすぎた」「いい人やん」との声も挙がっていた。

コウタロウが良くも悪くもヤバい?

「大庭さん」「七苗さん」「七苗ちゃん」…と、七苗の名前の呼び方が定まらないコウタロウ。それが七苗とコウタロウのまだ縮まらない距離感を物語っていた。

子どもをもつ同僚の代打や責任感の少ない後輩など、周囲のために自分を犠牲にして疲弊する七苗。「大丈夫じゃない」という声も上げられず、夜の公園で過ごしていると、コウタロウがやってくる。やり切れない現状に「私なんて…」「何だかなぁ」とため息をつく七苗をコウタロウは歌で励ます。コウタロウの歌声を聞いた七苗の目から涙が…。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第2話より (C)TBS

そのタイミングで、子どもをもつ同僚から着信がー。コウタロウの暖かさにふれた七苗は、同僚に「大丈夫じゃない」と本音を伝えつつもエールもおくる前向きさを見せた。コウタロウは頑張った七苗の背中をポンポンと優しくたたき、「七苗」と呼び捨て。「七苗って呼ぶって決めた」というコウタロウを見つめて、七苗は「呼び方、やっと定まった」と微笑むのだった。

大庭家のシーンで「ねぇ、好きって何?」と聞いた八海に、「その人と一緒にいると笑える。笑顔になれる。好きってそういうことよ」と六月が答えていたが、公園で笑いあう七苗とコウタロウからは、まさにお互いへの「好き」があふれていた。

「ここで呼び方定めてくるのやばい」「(七苗の手を)恋人つなぎしてくるコウタロウさんあまりに上級者すぎないか」「慰め方最高」と松下演じるコウタロウの魅力にハマるSNSの声が続出。

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金曜ドラマ『9ボーダー』第2話より (C)TBS

だが、コウタロウの身元を調べれば調べるほどロクな話が出ず、陽太が目にしたコウタロウの持ち物らしきATMの明細書も驚きの額で…と、現在と記憶をなくす前のコウタロウにギャップを感じずにはいられない。すでにSNSでは「ブラックコウタロウ」なるワードも飛び出し、「普通にいい人じゃ終わらないよね~」「ヤバいやつだとしたら…」と、さまざまな考察が繰り広げられている模様。今後もそんな謎多きコウタロウから目が離せなそうだ。


番組概要:TBS系 金曜ドラマ『9ボーダー』 毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です