Netflixの大人気シリーズ「KALI K9:どんな犬でもしつけます」は、ドッグトレーナーのジャス・レバレットが問題のある犬や悩める飼い主に優しく寄り添い、テクニックで問題行動を直していく番組。カリK9訓練センターのジャスにかかれば、直せない犬の問題行動はない。さまざまな犬たちと飼い主に訓練を施すドッグトレーナーの仕事ぶりを追う―。
今回は、1歳のマルプー“ヘブン”に注目。白くてモフモフ、元気いっぱい!と天真爛漫な天使ちゃんですが、実は“ある問題”が。「犬を人間扱いするのは大きな間違いだ」「まるで女王様だな」など、今回もジャスの名言が続出です!
「正直、訓練してもダメだと思う」暴れん坊の“ヘブン”はどうなる?!
1歳の“ヘブン”は、カルフォルニア州に住む3人家族が飼っているマルプー。12歳の息子・アンドリューの不安解消のために飼い始めたといいます。
「ひとり親だけど兄たちが父親代わりで、人生の良いお手本よ」と母・シルビアさんは話しますが、3人の兄のうち2人はすでに家を出ており、残り1人の兄・モリシオももう時期高校を卒業し、家を出てしまうそう。このままでは頼れる男性がアンドリューのまわりにいなくなってしまうことから、不安を感じ、カウンセラーに相談したところ“感情支援犬”をすすめられたのだそうです。
「(ヘブンと)一緒にいれば独りじゃないと思える」「本当に愛してる」と話すアンドリュー。今はヘブンが1番の親友だといいますが、実はヘブンにはある問題が。それは“飼い主の言うことを聞かない”こと。
散歩中でも拾い食いをし、リードを噛み、まっすぐ歩けない。「正直、訓練してもダメだと思う」とシルビアさんは言いますが、今回はそんなお悩みを解決すべく、番組に依頼することを決意したんだそうです。
ジャスが家の中に入り、初めに目に飛び込んできたのはゲート。リビングの一部をゲートで囲み、ヘブンがそこから出られないようにしているそうですが、「(こんなの)いらなくなる」とジャスは一言。(かっこいい…!)
突然の来客に喜びまくりのヘブンに、まずは挨拶がてらじゃれ合うジャス。次にさっそくお悩みを聞いてみると、「言うことを聞かないの」「耳に入ってない」と話し始めるシルビアさん。よその犬はできるのに、なぜヘブンは“待て”や“伏せ”ができないのか、またなぜ言うことを聞かず暴れるのか、不思議に感じていると言います。
しかし、ジャスによれば「意欲に溢れている証拠だよ」「こういう犬は大抵訓練しやすいんだ」とのこと!
そこでジャスが提案するのは、“おもちゃを片付けること”、“ボックス(台)の上でしつけをすること”の2つ。
おもちゃが家の中に散乱していると価値が薄れるため、たまに出すことでやる気を操ることができるのだそう。また、ボックスの上でしつけることにより、“ここで訓練が始まる”とヘブンに認識させられると言います。
アンドリューやジャスの日々の訓練により、ボックスの上で“お座り”や“待て”をスムーズにできるようになったヘブン。
初日には、ヘブンに靴をはかせようとしたり、可愛い服を着せたり、ベビーカーに乗せようとしたり…と過保護なシルビアさんに、「犬を人間扱いするのは大きな間違いだ」「まるで女王様だな」「逆に自分が犬扱いされるぞ」と厳しくも愛のあるムチを打つジャスでしたが、訓練自体は今のところ順調そう。
次は外で訓練してみよう、とジャスが提案しますが、芝生の上で歩き慣れていないせいか、ヘブンは外では乗り気ではないよう。「嫌がってる」と“もうやめてあげて”感を出すシルビアさんに、ジャスは「今まで草の上を歩かせなかったから歩けないと思ってる」と返しますが、シルビアさんが「濡れた草が嫌なの」と反論します。
「犬は靴をはかない」「(ヘブンは)野犬じゃなく室内犬よ」「過保護すぎる」と言い合いが続きますが、ついにシルビアさん「唯一の娘なの!」とやや声を荒げてしまいます。…一体、この訓練は上手くいくの?!シルビアさんとジャスと関係は?!
このあとの展開が気になります!
CALI K9: どんな犬でもしつけます(ヘブン)
[出演者]ジャス・レバレット
天使のような顔で大騒動を巻き起こすマルプー。かわいがっている飼い主の少年に、やりたい放題の犬を相手に主導権を握るためのテクニックを伝授する。
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