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「空き缶」潰して捨てる→間違いかも!? 自治体からの“お願い”に「目から鱗」

  • 2024.5.22
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写真:PIXTA

家庭で出た空き缶って、みなさんはどのようにして捨てていますか?

グシャッと潰して小さくしてから、まとめて資源ゴミとして捨てている…という方が多いのではないでしょうか。

でもそれ、実は“間違った捨て方”かもしれません!

いったいどういうことなのか、正しい捨て方とあわせてチェックしていきましょう。

空き缶は“潰さない”方がいい?

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回収された空き缶は、多くの場合機械でプレスしてブロック状に加工されます。このときに潰れた缶が混じっていると、缶同士がうまくかみ合わず、ブロックが崩れてしまうことがあるのだとか。

これらのことから、「空き缶は潰してから捨てる」という認識は誤り。むしろ、「潰さずに捨てる」が正解な市町村も多いんです。

正しい空き缶の捨て方

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それでは、「潰さない」捨て方を実践してみましょう。

まずは、空き缶の中身を空にして、水で軽くすすぎます。

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あとは、ゴミ袋にまとめて資源ゴミの日に捨てるだけ。

このとき、空き缶は潰さないこと!また、中には何も入れないように気をつけましょう。

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フタつきの空き缶の場合は、処理過程で破裂する恐れもあるので、フタを外した状態で捨てましょう。

フタは空き缶と同じゴミ袋に入れて資源ゴミとして出します。ただし、市町村によっては、フタの内側に樹脂加工が施されているものは、燃やさないゴミとして捨てるところもありますよ。

ルールを理解して正しくリサイクルしよう

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「潰さない」空き缶の正しい捨て方をご紹介しました。今まで何も考えずに潰していましたが、まさか間違ってるかもしれないなんて驚きです。

回収したあとの空き缶が、どのように加工されるかを知れば、どのように捨てるのが正しいのか理解しやすいですね。

ただし、市町村によっては潰してから資源ゴミとして出すことを推奨している場合もあります。必ずお住まいの市町村のルールにならって、正しい方法で空き缶を捨ててくださいね。

※記事の内容は執筆時点の情報です。

参考:「文京区ホームページ」、「足立区ホームページ」、「富山市役所