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全国100人に「飲み会、何次会まで行きますか?」って聞いたら…“意外な結果”に!あなたは多数派?それとも少数派?

  • 2024.4.17

4月に入り、すっかり春らしい陽気になってきましたね。出会いの季節ということで、新しい環境に身を置いたり初対面の人とのコミュニケーションが増えたりしている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「飲み会」に注目。何次会まで行くのかや飲み会でのお悩みを全国100人に聞きました。歓迎会や懇親会が増えているでしょうから、ぜひ参考にしてくださいね!

あなたは多数派?それとも少数派?

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画像制作:TRILL

全国100人に「何次会まで行きますか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「1次会(48%)」。自分の時間やお金を大切にしたい、お酒が弱い、飲みの場や介抱が面倒、コロナ禍以降飲み会に消極的になったなどのコメントが多くありました。およそ半数を占めていますから、あまり気が乗らない場合は1次会だけで帰っても「付き合いが悪い」とは思われなさそう…?

時間やお金が大事!派

子供が生まれたばかりなので早く家に帰りたいから。(36歳・会社員)
若い頃は2次会以降も行ったが、人生が半分以上終わったであろう身としては自分の時間が大切になってきたので。(45歳・会社員)
1次会は会社が全額あるいは一部負担があることが多いのですが、2次会は完全に個人負担なので(56歳・会社員)

飲み会が得意じゃない派

お酒を普段飲まないし、飲みの場所に居るのも苦痛なので。(62歳・アルバイト)
以前は、2次会まで参加していましたが、コロナ以降、飲みに行く機会が減り、長時間飲めなくなりました。(48歳・派遣社員)

人との関わりが面倒!派

酔っ払ってしまった人の介抱などをするのが面倒くさいため。(40歳・在宅ワーカー)
2次会に行くと人間関係がより深まる場合もあり、日中の接し方が面倒になるから。(48歳・会社員)
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出典:PIXTA

次に多かったのは「2次会(44%)」。2次会まで出れば付き合いがいい印象になる、終電に間に合う、これより飲むと失態してしまうかもしれないなどのコメントが多く見られました。日付を跨がずに帰れるのはこの辺りまででしょうか。ほどよく楽しんでサッと帰るのがポイントのようです。

付き合いを大事に!派

一次会だけだと付き合いが悪く感じられそうだから。(35歳・主婦)
終電を理由に帰るには2次会ぐらいがちょうどいいから(43歳・自営業)

これ以上は大変!派

それ以上長居すると帰宅が遅くなり翌日に疲労が残るから(24歳・フリーランス)
2次会くらいまでなら体力が持つし、無礼な事をいわないですむからです。(39歳・製造業)

他の人を気遣って…派

解散するまで以前は付き合っていましたが、帰りたい人がいても帰る人がいないと帰れない空気がどの飲み会でもあるので、今は2次会だけ参加して帰りたいと思っている人を見つけて解散するようになりました。私自身もそんなに飲み会を付き合いたくなかった人なので、後輩にはこの思いを引き継がせたくないなと思い、最低限だけ参加して解散することにしました。(42歳・会社員)
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出典:PIXTA

今回の調査では少数派となったみなさんの理由はこちら。飲み会をしっかり楽しむ方もいればなんとなく最後までいてしまうという方もいるよう。ちなみにこの調査の回答者は、20代が13人、30代が31人、40代が40人、50代が12人、60代が4人でした。「最近の若者は付き合いが悪い」なんて言われがちですが、年代による傾向は特にナシ。まさに人それぞれのようですね!これは意外に思う方が多そう!

3次会まで

長くいればいるほど、人の知らなかった一面や自分では経験するはずもない出来事を知ることができて楽しいということを何度も経験してきたため。(29歳・会社員)

それ以降

途中で抜けると付き合いが悪いと思われそうだから、抜けるに抜けられない(51歳・会社員)

飲み会に快適に参加するには、どうしたらいい?

社会人の飲み会は楽しいばかりでなく、気を使うことや悩みごともたくさん。みなさんのコメントを見ていると、その“面倒事”を避けるために飲み会を離脱して帰宅している人もいるようです。どうしたらもっと快適に参加できるか、マナー講師の末永さんにアドバイスをいただいたので、ぜひ参考にして歓迎会や懇談会をより楽しんでくださいね。

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出典:PIXTA
同じメンバーで、長く過ごしても会話が尽きるし、中身のない会話になってしまいがち。(26歳・会社員)

→「表面的な事象や出来事で終わらせるのではなく、『なぜそれをやっているのか』『どんな思いやストーリーがあるのか』など、裏側や背景に興味を持つと一歩踏み込んだ話ができますよ」(末永さん)

業務以外で仕事の話などしたくないが、会社での飲み会となると必ず仕事の話になるため、1次会は義理で参加するがそこまで。(35歳・会社員)

→「話題をうまく変える時のコツは、自分の質問です。自分の聞きたいことや興味のあることを人に質問すると、自然と話題を変えることができますので意識してみてくださいね」(末永さん)

2次会以降は時間が遅くなるし、参加している人たちも酔ってきてモラルが欠けた言動をするようになる。(37歳・営業)

→「モラルがかけた発言、行動を不快に感じた場合は、席を変える、化粧室に立つ、帰るなどその場を離れることも大切です」(末永さん)

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※記事内の情報は記事執筆時点の情報です
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監修:マナー講師 末永 貴美子
実業家の祖父、茶道家の祖母を持ち、幼少期は800坪の日本庭園のある屋敷で過ごす。主宰する長期マナー講座「Lei美人塾」は14期連続満席、SNSの総フォロワー数は14万人を超える。2023年9月に初の書籍「ふだんのふるまい帖 ふつうに生きているだけで、一目置かれるひとになる」を発刊(2023年3月時点3刷り)。

調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由記述式)
調査実施日:2024年4月1日
調査対象:全国の20代~60代
有効回答数:100