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令和には「不適切にもほどがある」発言、「昭和には常識だったこと」

  • 2024.3.19

時代は昭和・平成から令和になり、あらゆるものの価値観が変わってきている。たとえば、「奥さんの手料理は何が好き?」という何気ない言葉も、今の時代では不適切な場合がある。令和になり、どのように価値観の変化が見られたのだろうか?

■これが分かれば昭和世代!今ではありえない常識

時代は平成から令和になり、昭和はもう「古すぎる」世代になってしまった。昭和世代にとっては当たり前だったことも、令和では考えらえない常識に。そんな昭和の常識にはどんなものがあるのだろうか。

●自販機のジュースは瓶

今の時代は、自動販売機のジュースは、缶やペットボトルだが、昭和は瓶が主流。しかも自販機は栓抜きつきという親切ぶりだった。

●500円はお札だった

500円といえば、大きな500円玉を思い浮かべる。昭和は、岩倉具視が肖像の紙幣。過渡期は、500円玉と500円札の両方が使えた。

●文章の作成はワープロ

昭和の人間にとって、ワープロとはパソコンが普及する前の文書作成用のハードウェアのこと。フロッピーに保存可能で、熱転写プリンタを内蔵。レポートや書類作成に使われていた。

●年賀状の作成はプリントゴッコ

年賀状はパソコンで作成するのが今の状況。中には年賀状は送らず、LINEやメールで済ませるという人も。年賀状は必ず送って当たり前の昭和時代に大人気だったのが家庭用印刷機「プリントゴッコ」だ。

ランプを光らせるとインクが沁み、本体にセットすると印刷ができるというもの。失敗すると悲惨な年賀状になってしまう。

■「職場におけるプライベートな質問」の境界線

恋愛や結婚について、昔の感覚で最近の若者にあれこれ質問すると煙たがられるばかりか、セクハラととられてしまうこともある。

●今は共働きが当たり前?──「奥さんの手料理で何が好き?」

「奥さんの手料理で何が好き?」はよくある質問だが、「家事は奥さんがするのが当たり前」という前提条件が透けて見える。

共働き世帯が2021年時点で7割を超えている(内閣府「人生100年時代における結婚と家族」)ことからも、今や共働きが当たり前になっていることが分かる。

そんな中で「奥さんは当然家にいるんでしょ?」と言わんばかりの質問をすると、ひんしゅくを買ってしまうだろう。

■セクハラ認定のおそれあり──「彼氏(彼女)はいるの?」

「彼氏(彼女)はいるの?」という質問は、軽い雑談のつもりでも若者にセクハラととらえられかねない。

また昨今は多様性の尊重が叫ばれているという観点からも、軽々しく口にするべきではない質問といえるだろう。

●同性への発言でもNG!──「そろそろ結婚したら?」

雑談の中で、親切心でつい「そろそろ結婚したら?」なんて言っていないだろうか。

たとえ同性への発言であっても、当事者が不快に思ったらセクハラになる可能性がある。

本人に嫌がらせのつもりがなくても、言われた当人がどう感じるかがすべてだ。十分注意しよう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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