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FP直伝、「なぜ買ったんだっけ?」「買うんじゃなかった」がなくなる8つのチェックリスト

  • 2024.3.19
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買う前はあんなに欲しいと思っていたのに、いざ買ってしまうと満たされてしまうどころか、「買わなければよかった」と後悔することはないでしょうか。そうした経験はおそらく誰もがしたことがあるはずですが、困るのが“繰り返してしまう”ことです。そうならないようにするためには、いくつかのコツがあります。

■商品を目の前に迷ったらまず考える4つのこと

店頭やオンラインストアで買おうかどうか迷うことがあると思います。そんな時は、まずは4つのポイントを考えてみましょう。

●“買う前”に確認すべき4つのこと
1 「欲しい」ではなく「必要」か?
2 セールでなくても買うか?
3 レンタルや中古で済ませられないか?
4 フリマアプリなどで売れるか?

1の「『欲しい』ではなく『必要』か?」から見ていくと、“迷ったら”必要か、使う機会が必ずあるのかを考えるということです。「欲しい」で買ってしまうとキリがありません。誰しも「欲しい」ものはたくさんあるはずで、限られた予算をあてるべきかどうかの判断基準にはしないほうがよいのです。

「セールでなくても買うか?」は、“値段“が買う理由になっているなら買うのはやめようということです。「定価でも買うか?(必要か)」と考えるようにします。

セールは期間限定なので、「今しか買えないから買う」という理由で買うのもやめましょう。「限定」「今だけ」と言われると欲しくなるものですが、そんな時に買うと後悔することになります。

「レンタルや中古」で済むなら、新品を買うより安く済みます。「フリマアプリなどで売れるか?」については、“リセールバリューを考える”ということです。もし要らなくなった時、値段がつくのであれば、損失の額を減らせます。「売れなさそうモノは買わない」と決めておけば、後で困ることがありません。

■一度、時間をおいてしたい2つのこと

1~4をクリアしても、すぐには買わず、一度時間をおいて次のポイントをチェックしましょう。

●“時間をおいて”考えたいこと
5 使う頻度と期間を具体的にイメージする
6 1週間など一定期間、あける

4までの項目を考えて、「自分にとっては必要だ」と思えたものでも、使う頻度・回数が少ないなら、もうちょっと考えたほうがいいかもしれません。季節性の高いものなどは特にそうでしょう。

そこで、充分使いそうかどうかを判断するには、予想する使用回数で割り、1回あたりの金額で判断する方法があります。

たとえば、検討している洋服が1万円だったとして、「週1回、5ヵ月くらいは着そう」と思えば、1万円を着用予定回数の20回で割ります。すると1回あたり500円で着られることになり、これが納得できる金額かどうかを考えます(洋服の場合は次のシーズンも着るかどうかを考えるのもよいでしょう)。

また、買い物の候補に挙がったことをいったん忘れるとよいでしょう。1週間や1ヵ月など一定期間経ってまた検討して、それでも必要なら買います。それまでに売れてしまったら、「縁がなかった」とあきらめるのです。

■最後に自問自答したいこと

これらの6つをクリアしたら、次に最後に2つについてあらためて自問してみましょう。

●買う直前にあらためて自問したい2つのこと
7 「送料無料」のためについで買いしない
8 それでも迷っているなら「買わない」

いざ買うと決めたら、「送料無料」にするために他の商品をついで買いしないことも重要です。送料を無料にするためと無駄な物を買ったら、結局無駄遣いになります。

ここまで考えてきて、それでも、少しでも迷いがあるなら買うのはやめましょう。

買い物・ショッピングには、心にあるネガティブな感情やストレスを発散させる、カタルシス効果があると考えられます。買ってしまうとその効果が薄れるため、買った途端に興味を失うことがあるのです。

ただし、そうしたいい効果がある以上、「何でもかんでも買わない」のもよくありません。そもそも、それでは自分に必要なものすら手に入れられません。

これまでに、買い物してから後悔したことが多いという人は、ら8つの項目のリストを以下に再掲したので、今度迷ったときには確かめてみてください。

●買い物で後悔しないための8つのチェックリスト
1 「欲しい」ではなく「必要」か?
2 セールでなくても買うか?
3 レンタルや中古で済ませられないか?
4 フリマアプリなどで売れるか?
5 使う頻度と期間を具体的にイメージする
6 1週間など一定期間、あける
7 「送料無料」のためについで買いしない
8 それでも迷っているなら「買わない」

文・武藤貴子(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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