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「ママ!見て!」カーブミラーを見て指さす娘→立ち止まって見たところ…!?恐怖の帰り道体験

  • 2024.3.19

私はいつも自転車で娘をこども園まで送迎しています。お迎え時間はだいたい17時半ごろで、ど田舎なので街灯も少なく自転車のライトだけが頼りの不気味な道を通ります。ここは、5歳の娘とお化け屋敷道と呼んでいます。帰り道は2通りあるのですが、途中にある家の犬に会いたいがため、いつも薄暗いほうの道を選ぶ娘。そんなある日、犬はいないはずの場所で鳴き声がして……。

カーブミラーが怖い!

娘は通園途中に、いつも犬に挨拶するのが日課。この日の帰り道も、いつも通り小屋の中の犬が出てきて尻尾を振ってくれました。そして、この家を通りすぎて坂道を下りていたら、どこからともなく犬の鳴き声が……。

あたりを見回しても、田んぼなので空耳かなと思い下り続けていると、娘がいきなりカーブミラーを見て「あ!ママ見て!ワンワンと女の子が手を振っている!」と言うのです。私もすぐにカーブミラーを見ました。

しかし、そこには何も映っておらず……。

そして次のカーブミラーに差し掛かると、また娘がさっきと同じことを言ったのです。「誰も見えないよ」と私が立ち止まって振り返ると、娘は不思議そうな顔をしていました。

それから、街灯が多く大きい道路沿いにさしかかったカーブミラーには、「もう誰もいない」と寂しそうな娘。その後、3日連続で娘は同じような発言を連発したのです。真っ暗な道を通るのが楽しそうな娘とは対照的に、私はその道を通るたびにカーブミラーを見るのが怖くなりました。

娘はお喋りが大好きで架空のお話をしてくれることも多いので、本当に見えているかは確かめようもありません。しかし私はその出来事以来、毎日帰り道は背後の物音などに敏感になり不安になることが多くなりました。いつも薄暗い道を選ぶ娘。この娘のお化け屋敷道好きがそろそろ卒業にならないかなと願う今日このごろです。

イラスト/きりぷち


著者:伊東理恵子

ベビーカレンダー編集部/キッズライフ取材班

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