清澄白河で立ち寄りたい、自家焙煎コーヒーと自家製パンの店：iki Roastery &Eatery【ファージーの特等席 vol.16】

コーヒー好きなシロクマのファージーは、今日もどこかでカフェタイムを満喫中。お気に入りのお店はいくつもあって、それぞれに好きなスペース（特等席）とメニューがあるらしい。中でもとっておきのお店を毎月1軒ずつご紹介。この特等席ですてきな時間をすごしてみてはいかが？

 

今月の特等席：〈iki Roastery & Eatery〉

文化を堪能しに訪れたい、下町風情とモダンなカルチャーが心地よく共存する街、清澄白河の隅田川沿いにある〈iki Roastery & Eatery〉。合掌造りの倉庫をリノベーションした店舗には、カフェだけでなくコーヒー豆の焙煎所と自家製パンが並ぶベーカリーが併設されている。カフェでは、コーヒー類全般、各豆に適した焙煎度合いを見極め、エスプレッソからフィルターコーヒーまで多彩な味わいを提供。また、“オセアニアスタイル”をテーマに掲げていて、「フラットホワイト」「ロングブラック」などのオセアニアで親しまれているコーヒーや、「ポリッジ」といったニュージーランドのカフェでよく見られるフードもそろう。「美術館や川沿いの散策を楽しんだあと、このテラス席でひと休み。近所に姉妹店の〈iki Espresso〉もあるよ」とファージー。

 

カフェタイムに、iki Roastery & Eateryで楽しみたいメニュー

・ドリップコーヒー ¥720〜 ※価格は豆により異なる（今回は「エチオピアアシェナフィ アリチャ」で、¥850）

・アーモンドクロワッサン ¥510

こだわりの自家焙煎コーヒーの美味しさをストレートに堪能できる「ドリップコーヒー」は、選べる豆の豊富さも魅力。今回オーダーした「エチオピア アシェナフィ アリチャ」は、淹れたてにはローズヒップやブルーベリーのような爽やかな酸味が楽しめて、冷めてくるとピーチのようなみずみずしさと甘さが出てくる豆。時間の経過とともに変化するフレーバーを感じながらいただこう。アーモンドクリームが絞られた、甘くて香ばしい自家製の「アーモンドクロワッサン」とのペアリングも◎！

 

ファージーのコーヒーメモ

豆の煎り具合：浅煎り ✔️中煎り 深煎り

爽やかな酸味が印象的：★★★★

冷めてからも美味しい：★★★★★

アーモンドクロワッサンとの相性：★★★★

 

ファージー’s VIEW

a.天井が高く、広々として抜け感のある店内は、晴れた日の日中は明るく陽が刺して心地よい。 b.c.店内に併設のロースタリーから漂う香ばしい香りにうっとり。ここで焙煎されたコーヒーがお店で味わえる。 d.自家製パンが並ぶ充実のベーカリーコーナー。定番商品のほか、曜日替わりのメニューもある。 e.店前にある堤防の向こう側に出ると、隅田川が望める。 f.秘密基地みたいな屋根裏の2階席。

 

iki Roastery & Eatery

住所：東京都江東区常盤1-4-7

TEL：03-6659-2570

営業時間：8:00〜17:00 / 土日祝 8:00〜18:00 水曜休

Instagram：@iki_espresso

 

ファージーのショップカードコレクション

姉妹店〈iki Espresso〉と共通のショップカード

 

WHO IS ファージー？

“ファージー”は、FUDGEの20周年を記念して生まれた公式キャラクター。おっとりしているけれど好奇心旺盛なシロクマ。熱々のコーヒーが大好き（でも猫舌）で、カフェのテラス席愛好家。この夏は、アイスクリームを美味しそうに食べているところもしばしば目撃されている。作者は、漫画家のウィスット・ポンニミットさん（通称・タムくん）。

 

illustration_Wisut Ponnimit
photograph_Daisuke Taniguchi
edit & text_Ryoko Suzuki
design_Nakamura Hiroe

 

FUDGE vol.243 2023年10月号より