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田舎の八百屋に長蛇の列?夫が気付けなかった妻の才能

  • 2024.3.18
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田舎の八百屋に嫁ぎ、これまで夫と姑の言うことに従ってきたユメさん。しかし、はっきり自分の意見を言うコースケとの出会いで「自分の人生を生きたい」と思うようになります。そんなある日、コースケの提案でユメさんは似顔絵を描くことに。お客さん第1号となったフクフク料亭女将フク美は、夫ダイとよからぬ関係にあり、ユメさんを敵視します。板挟みのダイは…。イルカさんの描く『私、逃げました』第68話ごらんください。

特に核心的な話をするでもなく帰っていったフク美。一方、ただ焦るばかりのダイは恐る恐るお店を覗きます。目にしたのは、ユメさんの前にできた長い行列。あれだけバカにしていた似顔絵に、多くの人が集まっていました。

ダイがいない間、似顔絵とお店両方をこなしていたユメさん。さすがのダイもあ然とするばかりです…。

夫や義母の言いなりだった主婦が、自分らしく生きるために奮闘する話

このお話は田舎の八百屋に嫁いだ主人公・ユメが、自分の生き方を変えていくお話。結婚・出産し、家族で八百屋の仕事をする日々。夫や義母の言いなりになり、我慢を続ける生活に、ユメさんはモヤモヤを抱えていました。

そんなときに何気なく始めたチラシに絵を描く仕事がきっかけで、ユメさんの考えは変わっていきます。ユメさんの絵はいつの間にか口コミで広がり、八百屋の仕事の傍ら、お客さんの似顔絵を描く仕事まで始めることになったのです。周囲に気をつかい、受け身になりがちだったユメさんは次第に「自分らしく生きたい」と考えるようになり、徐々に夫や義母にも自分の考えを言えるように。そして、そんなユメさんを応援する人もいて、環境も変わりつつあります。

妻・母としての自分だけでなく「私」として生きたいと奮闘するユメさんを、読者として応援したくなる作品です。

著者:ママリ編集部

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