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低血圧のはずが40代でまかさの高血圧に!ちょっとした食生活の見直しで改善できた方法とは【体験談】

  • 2024.3.18
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30歳ごろまでは低血圧。最高血圧は100以下、健康診断でも85~90くらい。出産しても体重が増えても100を超えることはなかったのが、40代に入り異変が起き始めました。ダイエットに失敗し、食べ盛りの子どもたちと一緒に味の濃いものを食べる生活。さらに夫のつまみまで。今考えるとこの食生活で血圧が上がらないわけがありませんでした。そんな私が高血圧を改善できた方法を紹介します。

暴飲暴食の報いか、ついに最高血圧135!

あれは41歳のとき、会社の健康診断でした。体重が増え、運動をしなくなり、やばいなと思っていたところ、血圧を測定すると最高血圧135! その数字を目の前にしても、「ああ、血圧を測る前ってドキドキするから上がるよね」とまだ自分の高血圧に気付かない私。翌年の健康診断では136。ここでついに「あ、私もしかして血圧高い?」と現実を認めるに至りました。

その後、実家の血圧計で測ると140や150を普通にたたき出す事態に、やっとまずいと思い始めました。思えば、料理もしょっぱい中華の素や粉末のだしを多めにをぶわっとかける、肉はただ焼いて塩こしょうをかける、仕事から帰ってくるのが夜8時を過ぎるときは晩ごはんは9時、その時間からラーメンとか食べちゃう……。

これで運動もしないで体に異常の出ないアラフィフはいない! と今さらながら後悔しかありません。夜食べるから朝と昼は軽めかといえばそうでもなく、朝は子どもとソーセージとか卵とかを白米とおいしくいただき、昼は冷食を詰めたお弁当。この食生活を30代から続けていたのに40歳を過ぎて血圧が爆上がりしたのは、やはり年を取ったことと、運動量が減って太っていたことが大きかったのかもしれません。

そして両親、祖父が高血圧で脳梗塞家系だったことを思い出し、食生活を見直すことに決めました。

薄味で満足できるおいしいだし

顆粒だしや粉末だしでも、おいしくて減塩のものは今もたくさん出ています。ただ私の場合、目分量で入れるのため、粉末だと入れ過ぎてしまいやすいので、パックになっているおいしいだしを探しました。そんなとき、いただきもので手に入れたのが無添加のだしでした。おでんにしても味噌汁にしても風味があってものすごくおいしい!

だしがおいしいと薄味でも満足できるので、時間のあるときに多めにだしを取って、煮物やおでんを作り置きし、余ったら冷凍しておいて、少しでもラクに続けられるようにしました。

また、調味料を塩こしょうだけでなく、おいしいラー油や山椒、柚子こしょうなどいろいろな調味料や薬味をそろえると、さらに楽しく食べられました。それでもやっぱり食べたくなるのはピザやハンバーガーや醤油の効いた唐揚げ……。家族だって食べたいので子どもや夫に出すときに少しだけもらって満足するように!

そして出勤のときにいつもより遠くに車を停めて、普段なら5分で歩けるところを15分かけて歩いたり、仕事中も意識して動き回るようにして毎日ちょっとずつ運動するよう心がけました。そうなると食事の際、薄味のものばかりで物足りないと思うこともあり、そんなときは作り置きしただしの効いた野菜スープにしょうがとラー油を入れて、たくさん食べるようにしていました。

体重が減り、血圧も安定

だしの効いた料理と、調味料や薬味を工夫して半年が過ぎました。調味料や薬味をそろえるのが楽しくなり、焼き魚にはレモンや柚子、ハンバーグには大根おろしポン酢添えなど、おいしく食べられる工夫にも慣れてきました。調味料や薬味の良いところは家族で食事する際に各自の好みで食べられるところ! 子どもたちはケチャップやソースを使うようにすると文句も出なくて安心でした。

キムチ鍋を作るときも、自分でコチュジャンとキムチで味を調整して塩分を足し過ぎないようにしたり、最後に入れるラーメンは死ぬほど魅力的なんですけど、スープを吸い込んでいるので私はパスしたりと我慢もしました! 結果、血圧は上が120~110に安定してきました。病院に行こうかなとも考えたときもありますが、私の場合はちょっとした食生活の見直しで改善できたので今のところは行っていません。

まとめ

40歳を過ぎて、味の濃い食事と運動不足で見事に高血圧予備軍の仲間入りをしてしまいました。ただ、今回の高血圧が食生活を見直す良いきっかけになったようです。もう若くないし、高血圧、脳梗塞の家系だということを念頭に置いて、これからもだし、薄味、たまにはぜいたく! を心がけて今の血圧を保ちたいと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/サトウユカ

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著者:まさみ


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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