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【蔵前】こだわりのショップがずらり!休日は時間を気にせずぶらぶら街歩きに出かけよう

  • 2024.3.18

【蔵前】隈研吾氏がデザインした隅田川べりカフェとゆったり選べるヴィンテージショップ

出典:シティリビングWeb

野菜を食べて健やかに、ファッションを通じて気持ちもハッピーになれるような「野菜×おしゃれ」のポジティブな関係を、みなさんにお伝えしていく連載【「野菜×おしゃれ」で健やかビューティー】の第46回はどちらも蔵前にある、ヴィーガンカフェ「KAWA KITCHEN(カワ キッチン)」とヴィンテージショップの「NEOTENY(ネオテニー)」です。

出典:シティリビングWeb
プロフィール/宮田理江

ファッションジャーナリスト・ファッションディレクター

多彩なメディアでコレクショントレンド情報、着こなし解説、映画×ファッションなどを幅広く発信。自らのTV通販ブランドもプロデュース。著書に「おしゃれの近道」(学研パブリッシング)ほか。野菜好きが高じて、野菜ソムリエ(日本野菜ソムリエ協会)資格を取得。

https://riemiyata.com/

◆KAWA KITCHEN(カワ キッチン)

出典:シティリビングWeb

2023年2月にオープンして1年を迎えたカフェレストラン「KAWA KITCHEN(カワ キッチン)」は有名建築家の隈研吾氏がデザインを手がけました。建築関係者の来訪も多いそうです。

全体は2フロアで、イートインのフロアは2階にあります。クリーンなたたずまいと、開放的なレイアウトが伸びやかな気分に誘います。

食事はグルテンフリーやベジタリアンなどに配慮しています。ランチのおすすめは「ファラフェルボールのブッダボウル」(1,980円)。中東料理として日本でもおなじみになったファラフェルボールに、野菜主体の副菜を盛り合わせたボウルです。ランチセットでは本日のスープ、ほうじ茶またはコーヒー付き。ファラフェルボールを載せたサラダもあります。

出典:シティリビングWeb

そのほかにも各種のオープンサンド、スープが用意されています。スイーツでは生どら焼き2種または3種のセットが人気だそうです。

隅田川に面したスポットだけに、川べりの心地よい気分を味わえます。写真を撮るのに向いたポジションもあって、「映え」系も魅力大。東京スカイツリーを収められる角度もあります。

出典:シティリビングWeb

棚や手すりなどに流木を用いていて、ダイナミックなうねりが目を引きます。天井照明はペットボトルを再利用したそうです。茶道で使う「茶筅(せん)」からインスパイアされています。使用期限を迎えた消火ホースは天井に何本も走らせ、アートライクなディスプレイに活用しました。

サステナブルをテーマに掲げるライフスタイルブランド「S.(エスドット)」の実店舗です。1階ではオンラインだけで販売してきたオリジナル商品を、実物を見て購入できます。サステナブル意識の高い人へのギフト探しにも役立ちそうです。

KAWA KITCHEN(カワ キッチン)

住所:東京都台東区蔵前2-10-11

電話:080-6914-3044

営業時間:水・木 11:00~18:00 ラストオーダー17:30/金 11:00~21:00(LO20:00)/土 10:00~21:00(LO20:00)/日 10:00~18:00(LO17:30)

https://kawakitchen.owst.jp/

◆NEOTENY(ネオテニー)

出典:シティリビングWeb

どこか懐かしげな蔵前の町にはヴィンテージショップが似合います。「NEOTENY(ネオテニー)」はこの町を選んで、2023年12月にオープンしました。4フロアから成るショップは以前はおもちゃ問屋だったそうです。

リノベーション型の店舗が増えていますが、こちらはところどころに昔の造りを残して、リノベしすぎていないのが味わいを生んでいます。脱皮や変態を経て姿が大きく変わる生き物とは違って、人間のようにほぼ大人と同じ状態で生まれてくる生き物を指す言葉が「ネオテニー」。「子どものように学びを忘れずに成長していく」という気持ちを込めているようです。

出典:シティリビングWeb
出典:シティリビングWeb

丁寧に欧米で買いそろえた1点物のヴィンテージアイテムを集めています。4フロアもあるので、商品のレイアウトはゆったり。一般的な古着店では窮屈に商品が陳列されるケースが珍しくありませんが、こちらは落ち着いて商品を選べるレイアウトです。

アメリカやヨーロッパの古き良きデザインを尊重したレギュラーアイテムを現代のストリートに落とし込み、過度にならないヴィンテージファッションスタイルを提案しています。保存状態がよいのも、こちらで取り扱うアイテムのうれしいところです。

ビル1棟丸ごとの強みを生かして、フロアやスペースごとに異なるジャンルのアイテムが並べられていて、全フロアを巡る楽しみがあります。ウエア以外に靴やアクセサリーも用意されていて、ヴィンテージの選択肢が広がりそうです。

出典:シティリビングWeb

NEOTENY

住所:東京都台東区蔵前2-3-4

営業時間:12:00~20:00(不定休)

https://www.instagram.com/neoteny2023/?igsh=ZHhuZm0yNGZic3Nt

穏やかな雰囲気から、「日本のブルックリン」とも呼ばれる蔵前。こだわりを持つショップが増えて、街全体で趣味のよいセレクトショップのようなキャラクターも帯びるようになりました。川べりで健康的な食事を味わって、ぶらぶらと街巡りに出掛けるという、時計を見ない休日に蔵前はうってつけです。

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