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インフルエンザかと思いきや「う、動けない、、!」部屋にはたった一人。ピンチを救ってくれたのは!?

  • 2024.3.18

筆者の実家は、何かと生き物を飼っていました。金魚や亀は常にいたのですが、中学生の頃になると、初めてコーギーという犬を飼うことになったのです。
今回は、そんな愛犬と私の体験談をご紹介します。

画像: ftnews.jp

毎朝の楽しみは、愛犬と遊ぶこと

私が社会人になり、まだ実家住まいだった頃のお話です。
毎朝家族が順番に出勤する中、私はいつも一番最後でした。
朝の時間に余裕があった私は、いつも愛犬と戯れる事を日課にしていたのです。

ところがある日、起きた時から熱っぽく、嫌な感じがしていました。
すぐに熱を測ると37℃。
風邪を引いたのかも? と思いました。いつものように愛犬と戯れる気力がありません。
そうして1時間もしないうちに、熱は39℃まで上がってしまいました。

熱の上がり方や節々の痛みから、インフルエンザだろうと判断しました。
そして仕事を休んで病院へ行くことにしたのです。ところが……。

う、動けない。絶望的な大ピンチ!

身体が徐々に動かなくなり、リビングで倒れたまま動けなくなってしまったのです。
とにかく締め付けられるような頭痛、痛すぎて震える関節痛。
悪寒も酷く、そのままぐったりと倒れてしまいました。

助けを呼びたくても、家には私しかいません。
そして運悪く、ケータイは自室で充電中。
ケータイを取りにすら行けず、あまりの辛さで涙が勝手に出て止まりませんでした。

すると、驚くようなことが起こったのです。

助けてくれてありがとう。愛犬の行動に涙

いつも大人しい愛犬が、私の周りをぐるぐると回り、遠吠えをし始めたのです。
初めて遠吠えを聞いて、私はただただびっくりしました。
そして私の顔や手を舐め、鼻先で身体をつついたりして、まるで「大丈夫?」と心配してくれているようでした。

その後一瞬意識を失ってしまったのですが、愛犬が顔を舐め続けてくれたようで、なんとか起きあがることが出来ました。
そのまま這いつくばってケータイを取りに行き、なんとか家族に連絡。
運よく兄が自宅に戻れたので、そのまま病院へ運ばれることになったのです。

いつも大人しく、どちらかというとクールだと思っていた愛犬。
本当は家族思いで優しい子なんだと、ただただ感動した出来事でした。

まとめ

その後元気な時に倒れたフリをしてみたのですが、一切相手にされませんでした。
愛犬はもう亡くなってしまいましたが、この出来事は私の一生の宝物となりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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