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“目玉”から脱出!簡単に出すテクニックを篠原プロが解説!

  • 2024.3.18

トラブルからの脱出にパワーはいらない、テクニックさえあれば十分! 女子プロのワザで、1発でうまく脱出してピンチになってもムダな打数を増やさず上手にスコアメイクしよう!

ヘッドを手前から入れてボールのまわりの砂ごと一緒に飛ばす

“目玉”から脱出!簡単に出すテクニックを篠原プロが解説!
グリップを短く握りダフらせながら打てば高く上がって1発脱出!

グリーンまわりのバンカーでボールが砂の中に埋まっている、いわゆる“目玉”は、1発で脱出するのが大変ですよね。サンドウエッジのフェースを閉じて上から打ち込むというのがセオリーですが、打球が予想以上に左に飛んだり、低く飛び出してバンカーのアゴに当たったりすることがあります。

そこで私は、フェースをほんの少し開き、腰を落として体の重心を下げます。そして、いつもより2センチくらい手前にヘッドを入れる。埋まっているボールを掘り上げるイメージで、あえてダフらせて打つのがコツ。こうしてボールのまわりの砂ごと一緒に飛ばせば、無理に打ち込まなくても脱出できますよ。

ボールを掘り上げる

目玉になるバンカーは砂がやわらかいので、ボールを掘り上げるイメージでヘッドを手前から入れると、砂の爆発力で脱出できる

腰を落とし重心を下げる

ボールが埋まっているぶん、体の重心を下げることが大事。こうすればヘッドが砂の中に深く潜る

インパクトに集中!

インパクトしたら即フィニッシュのつもりで、ボールの手前にヘッドを落とし、ボールと砂を一緒に飛ばす

無理に振り上げない

クラブを無理に振り上げると、インパクトがゆるんだり体が伸び上がったりして脱出に失敗するので注意

いかがでしたか? ボールを掘り上げるイメージで、ダフらせながら打ってみましょう!

篠原まりあ
●しのはら・まりあ/1996年生まれ、大分県出身。162㎝。15年にプロテスト合格。23年シーズンは、レギュラーツアー3試合、ステップアップツアー19試合に出場し、京都レディスオープン13位。フリー。

構成=小山俊正、編集部
写真=田中宏幸

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