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3児を育てるご近所さんを児相に通告!きっかけは「命の危険」

  • 2024.3.18

児童虐待のニュースはいつも胸が痛みますね。しかし、児童相談所などよく耳にはしますが、どこか他人事だと思うときはありませんか?もし、皆さんが児童虐待を疑う現場を目撃したら…どのように行動しますか。万が一、身近で児童虐待が起きたとしたら…。今回ご紹介するお話はそんな「万が一」を体験された、あるママの体験を漫画にしたものです。『近所のパパママを児相に通告した話』どうぞダイジェストでお読みください。

幸せそうな5人家族だと思ったのに…

これはあるママの体験をもとにしたお話です。主人公のママは最近引っ越してきた中野家とはあいさつをする程度の仲でした。幸せそうな5人家族に見えていたのですが、ある日、道ですれ違ったとき耳にした中野家の母親の声に、ドキッとします。

別の日にも、玄関先で長男を「クズ」と怒鳴りつける中野家の父親を見かけた主人公…。子どもの体に傷がつくようなけがや暴力を目撃してはいませんが、ただならぬ物音や親の声、それに対する子どもの反応などから「もしかして虐待なのではないのか…」と考え始めたのです。

通報しないと。でも、間違いだったら…?揺らぐ気持ち

主人公は児相に通告を検討しますが、「もし間違いだったら」「自分が通告したとバレたら」と考え、なかなか行動に移すことができません。

自分のなかで通告をしない理由を探したり、虐待ではないと納得させようとしたりと葛藤が続きます。

もしも自分に当てはめてみても、きっと同じような不安を抱えるだろうと思うシーンです。ほかの家庭の虐待疑いを通告するのは勇気がいりますよね。特にご近所づきあいがあったり、知り合いなどですと躊躇するケースもあるのではないでしょうか。

確証はなくても…命を守れるのはその行動かもしれない

通告について悩み続けた主人公ですが、ある日中野家の前を車で通りかかったところ、子どもがとびだしてきて「あわや交通事故」という事態に。その場にいた中野家の母親が子どもの命を軽んじているように見え、このままではいつか大きな事故や事件が起こるのではないだろうかと考えます。

自宅に戻った主人公は、勇気を出して児相に通告。WEBからの匿名通告を行いました。結果、すぐに児相が介入した様子で、中野家にも変化が見られたそうです。

周囲の家庭について自治体に相談するのは少しハードルを感じますよね。しかしそんな中で勇気を出して一歩踏み出すことで、子どもの命を守る行動に繋がったり、その家庭にとってプラスになることもあると感じさせてくれるエピソードでした。

著者:ママリ編集部

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