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【毎日を幸せにする秘訣】40代のときめき不足はNG? 「自分の好きなことをすることが大事」【相川七瀬さん&丸田佳奈先生がトーク】

  • 2024.3.18

色彩心理効果に詳しくポジティブに進化し続ける相川七瀬さんと、女性ホルモンや更年期などGLOW世代が抱える問題のエキスパート、丸田佳奈先生のが40代に不足しがちなときめきについてトーク! 2人の「ときめきのもと」についてもお伺いしました!


【今回お話するのはこの2人!】

アーティスト 相川七瀬さん

1975年2月16日生まれ、大阪府出身。昨年11月にニューアルバム「ROCK MONSTER」を発売。YouTube『NANASE AIKAWA OFFICIAL CHANNEL』も好評。

婦人科医 丸田佳奈先生

1981年8月20日生まれ、北海道出身。日本産科婦人科学会認定医。コメンテーターとしての出演を主として、テレビやラジオ等でタレントとしても活躍。


☑自分の心の声をちゃんと 聞いてあげよう

相川七瀬(以下、相川) ときめく毎日のためには、やっぱり自分の好きなことをやるというのが大事ですよね。でも40代って、家庭でも仕事でも周囲から頼られる年代だから、自分のことはそっちのけでがんばってしまう。まわりに尽くして自分のときめきを後回しにしちゃうのかも。 丸田佳奈(以下、丸田) それ、すごくよくわかります。わたしの場合は、たとえば可愛い服を見つけても、「これを買っても着ていくところがないわ」みたいな、若い頃に比べるとときめく出来事が減って寂しい、というのもありますね。 相川 それに身体的な変化を迎える年代というのも大きいですよね。 丸田 そうですね。女性ホルモンが低下することによって更年期の症状をはじめ、様ざまな体調不良が起こりやすくなるんです。社会的にもいろんなプレッシャーや負担がのしかかってくる年代ですから。 相川 そういった心身ともにストレスフルで大変な時期をどう乗り越えていくか、はみんなの共通課題。 丸田 はい。更年期の対策としては、万人に有効な方法はないのですが、生活習慣を改善したり、心持ちを変えるだけですごく症状がよくなるという人も実際に多いんです。

丸田佳奈先生の「ときめき」のもと

[子どもと本屋に行く]

「子どもとよく本屋さんに行きます。『どれを読みたい?』と一緒に本を選びながら会話が弾んで、楽しいコミュニケーションの時間。新しい本との出合いにもワクワクします」(丸田先生)

[素敵なネイル]

ネイルサロンで素敵に仕上げていただくと、すごくハッピーな気持ちになれます。指先やつま先は自分の視界に入るパーツなので、うれしさが持続します」(丸田先生)

[季節感じる花]

「定期的にお花屋さんで買った生花を花瓶に生けています。花の香りも楽しめますし、季節を感じることもできて、すごく豊かな気分になれるんです」(丸田先生)

☑生活の中で無理せずできる ちょっとした工夫を

相川 やっぱり運動も大事じゃないですか? わたしの場合は、ジムに通う時間がないので、家でトレーニングをしています。テレビを見ながらとか、子どもの宿題を見ながら、10分間ストレッチやスクワットを。身体が元気になってくると、「じゃあ、ちょっとひと駅ぐらい歩いてみようか」という気持ちになりますし、街を歩くと「あ、素敵なカフェ見つけた。今度の休みに行ってみよう」みたいに、視野も広がるし、行動も広がる。ベースとして身体を元気にするというのが、いちばんのストレス解消法じゃないかと思うんです。 丸田 医師としても運動、特に有酸素運動はおすすめです。わたしが患者さんによくアドバイスするのは、「ちょっと自分に甘くなりましょう」ということ。たまには手作りしないで買ってきたお総菜を並べたっていいじゃないですか。更年期の一部は、自律神経失調症という側面もあるので、できるだけ無理をしないことが大事。たとえ楽しいことをやるにしても、あくまで疲れない範囲で楽しむというのがポイントです。

相川七瀬さんの「ときめき」のもと

[読書や勉強]

「研究のためにいろんな本を読みます。仕事も家庭もあるので、毎日が忙しく過ぎていくけれど、自分の勉強時間は睡魔と闘いながら確保(笑)」(相川さん)

「現在、國學院大学大学院の文学部で民俗学の研究をしています。今日がいちばん若いのだから、学びたいと思ったら、いつだって遅くありません」(相川さん)

[大学4年生の時の思い出]

「『何か同級生の皆で活動した思い出を作りたいね』ということで応援団、チアリーダー、ブラスバンド、吹奏楽部とコラボした陸上部の壮行会にて」(相川さん)

☑今日がいちばん若いのだから トライしなきゃもったいない

相川 何か好きなもの、熱中できることを見つけて、少しでも日常から切り離すスペースを持つことも大事な気がしますね。あと、わたしは以前カラーセラピーを勉強していたので、意識的に色を暮らしに取り入れるということをしています。ときめき体質を目指すなら、おすすめカラーは自愛を促すピンク。自分を大切にすることが苦手な40代こそ、小物やネイルなど何でもいいのでピンクを取り入れてみてほしいです。 丸田 ふだんモノトーン派ですけれど、ピンクで冒険してみようかな。 相川 うん、絶対似合いますよ! 丸田 やっぱりファッションで冒険することもそうだし、観劇やライブなど生の表現に触れて自分の心が動くっていうのが、今のわたしの欲するときめきなのかもしれないです。 相川 自分は歌う側なので、そう言っていただけると慰められるような気持ちになります。わたし個人は、野球観戦で声援を送っている時に感じる喜怒哀楽の連帯感は、この上ないときめきかも。やっぱりときめきって、自分で作るものだと思います。勝手に向こうからやってくるものじゃない。だから、「あ、なんかこれ好きかも」という気づきとともに、ポジティブに思い込む力みたいなものも大事にしていきたいですね。

相川さん「ときめきは自分で作るもの」

歌手デビュー29年目に突入し、表現者として大好きな音楽をさらに追求していきます。この日は朝からスタジオで仮歌3曲、本番テイク2曲というヘビーなレコーディング。

丸田先生「ときめきは年齢と共に変化します」

「相川さんに背中を押していただいて、ペールピンクのバレッタでときめきカラーに挑戦。ちょっとしたことですが、『あ、いいかも!』があるとうれしい」(丸田先生)


取材・文=土谷沙織 ※雑誌GLOW2024年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

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