江ノ電が路面を走る街にたたずむ日用雑貨店のチャイでほっと一息♪鎌倉・腰越「cohiki」

日本はもとよりフランスやドイツ、北欧などの素敵な日用雑貨をそろえる「cohiki」。江ノ電がお店の前を通り過ぎる腰越の街中にあり、併設する喫茶では電車を眺めながらのんびりと過ごせます。すぐに使いたくなる素敵な雑貨に出会う楽しいひと時を過ごしてはいかがでしょうか。

ノスタルジックな街にとけこむ小さな雑貨屋さん

漁港のある腰越は八百屋さんや豆腐屋さんなど、生活に欠かせない昔ながらの商店が点在するエリア。鎌倉の住宅街から藤沢へと続く江ノ電もこの区間は路面電車として車道を行き交います。そんなノスタルジックな雰囲気が漂うの通り沿いにある「cohiki」は独自のセレクトの日用雑貨を扱うお店で、ハンドドリップで淹れるコーヒーもいただけます。

長い間インテリア関係の仕事をしていたというオーナーがその経験を活かして、ヨーロッパやアジアのおすすめの雑貨やアンティークをセンス良くセレクトしています。

置くだけで景色にもなる雑貨を見つける楽しみ

中央の大きなテーブルにはキッチングッズをはじめ、部屋に置きたくなるような日用品が並びます。置いてあるだけでその空間の景色となり、さらに使い勝手もいいことをポイントにセレクトしているのだそう。フランス製のアンティークのカゴや、スペインのハンドクリームなど池田さんおすすめの品物はどれも使ってみたくなりますよ。

自然素材を使った日用品も日本をはじめイギリスやフランス、ドイツ、タイなど世界中からワールドワイドにセレクト。お気に入りがきっと見つかる品揃えにワクワクと期待が高まります。

大切にずっと使い続けたくなる自然素材のツール

プロ用の調理器具をつくるフランスの老舗メーカーの木べらも用途に合わせてサイズが様々。オリーブなどのナチュラルウッドを材料にしていて、使えば使うほど手に馴染み色も変化していくのだそう。木べらの端に記された20、30といった数字は、長さがわかるようにと職人さんの手書きによるもので、手づくりならではの温かさも伝わります。

ユニークは表情に思わず笑顔になるブラシはドイツ製。持ちやすく用途はアイデア次第。たとえば根菜類の泥落としにもおすすめなのだとか。

路面を走る江ノ電を眺めてひと休み

心地いい空気が流れるお店は喫茶を併設しています。かわいい丸椅子やアンティークのイスに腰かけて、ゆったりとした贅沢な時間が過ごせますよ。

時おりお店のすぐ前を江ノ電が通り過ぎ、窓際に座れば臨場感と鎌倉らしさをより感じます。セイロンティーをベースにシナモンやカルダモン、八角などをブレンドしてハチミツを絡ませた茶葉で淹れる「チャイ」などでのんびりと過ごして。

バナナがたっぷり入ったほどよい甘さのケーキにはコーヒーをブラックで

生クリームをたっぷりトッピングした自家製バナナケーキには、ハンドドリップで淹れるコーヒーがよく合います。こっくりとした生クリームがコーヒーとの相性が抜群で、とくにブラックでいただくとそれぞれの美味しさを引き立て合う取り合わせです。素敵な雑貨に囲まれたお店で豊かな時間を過ごしてくださいね。