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江原啓之「人生に無駄というものは何もありません」人生に悩む相談者に届けた言葉

  • 2024.3.17
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スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

3月10日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>

中学3年生の男子です。僕は障がいを持っています。脳は正常なのですが、滑舌が良くなく、日々、舌の筋トレをおこなっております。最近、「なんで障がい者に生まれたんだろう」と夜な夜な泣いてしまいます。親に気を遣えないこともあります。

江原さんに質問があります。なぜ自分は障がい者として生きる道を選んだのでしょうか……。楽観的に考え、みんなが幸せになるにはどうしたらいいのか、教えていただきたいです。

<江原からの回答>

江原:みんな何かしら目的を持ってこの世に生まれてくるのだから、人生に無駄というものは何もありません。

誤解がないようきちんと申し上げますと、「障がい」という言葉は、この現世だけの言葉なんです。そして「障がい」が何を指すかというと、この世の中を生きづらいという、非常に物質的な、または物理的な問題のことなんです。ですから魂の視点では、「個性」と言うんです。

個性を障がいと言うなら、この世の中に障がいを持っていない人は1人もいません。のんびり屋さんもいれば、せっかちさんもいるし、短気もいれば、気長もいるし、いろいろな人がいるわけです。足の長い人、短い人、痩せている人、太っている人、いろいろな個性がありますよね。だから「障がい」という言葉で洗脳されてしまうのはいけません。「障がい」とは、この現世のための、1つの習いとして(その名称が)つけられてしまっているだけ。

例えば学校とか役所的な判断とかもそうです。(「障がい」とカテゴライズすれば)学校だって支援学級に入ってもらうとか、障害者手帳をいただくとか、給付金の申請をするとか、そういうお役所的な問題に対処しやすいということなんです。あとはみんな個性。みんな誰しもが個性を持っている。だからみんなで寄り添いあって助け合う、っていうことが大切なんです。

不幸の三原則に「自己憐憫・責任転嫁・依存心」という3つのものがあります。相談者さんが夜な夜な泣いてしまうのは、かわいそうですけれど、それは「自己憐憫」。相談者さんだって自分を活かせる道はいっぱいあるはずなんです。そういう意味でも、自己憐憫はいけない。

そして、「なんで自分はこう生まれたのだろう?」という責任転嫁も良くありません。今の相談者さんの持っている良いところを、どうやって花咲かせるかな? と考えてみましょう。「親に気を遣えない」と気に病むような優しい気持ちもありますし、毎日、舌の筋トレも頑張っているのでしょう?

私も親の立場ですから思うのですが、不要な子はいないんですよ。いてくれるだけで、充分活躍していることになるんです。「みんなが幸せになるにはどうしたら良いのか?」と言うのだったら、“笑うこと。笑顔を家族や周囲の人に向けること”。これを毎日してください。これは感謝ということにもつながります。あなたはちゃんと世の中に貢献しています。

プラスアルファでできるのだとしたら、「ありがとう」とも言っていきましょう。それをするだけでみんなが幸せになるし、良かったと思えます。“笑顔”と“ありがとう”をやっていけば、あなたの人生は大きく変わりますよ。

江原啓之、奥迫協子

●江原啓之 今夜の格言

「価値があるから生きるのではありません。生き抜くことに価値があるのです」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

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