問題児と同じクラスに「何かされてない？」息子に様子を聞くと…｜効果があった問題児対策

この作品の作者・キリギリスRIN(@kirigirisrin)さんの、長男君の学年にいる問題児P君。ママ友の子どもとP君による金銭トラブルが起こりますが、P君の母親は「子ども同士の誤解がうんだこと」と一点張りで謝罪もありません。謎の威圧感に圧倒されたママ友は、最初の怒りの勢いを失い、返金だけで話が終わってしまいました。『効果があった問題児対策』第8話をごらんください。

P君と同じクラスになっていた長男君は、P君のちょっかいをしっかり受けていたのですね。本人はそこまで困っている様子ではなさそうですが、親としては心配ですよね。P君の問題行動がひどくならないかも気がかりです。

時には問題にも「笑顔」が効く

キリギリスRINさんの長男が小学生のころ、クラス替えで問題児・P君と同じクラスに。友達に暴力をふるうP君だけでなく、トラブルが起きても話し合う気がないP君の母親にも問題があったといいます。

そんなP君と長男がトラブルにならずに済んだ理由は、キリギリスRINさんからP君への声掛けにあったそう。授業参観で見かけたP君に対し笑顔いっぱいで「いつもP君の話をきいているよ」「いつも仲良くしてくれてありがとう」と話しかけたといいます。この対応が、叱るよりも効果てきめん。その後、P君はキリギリスRINさんを見つけるとあいさつしてくれるようになり、トラブルもなかったというのです。キリギリスRINさんに知られて注目されているという意識が、P君の行動を変えたのかもしれません。

進級、進学の時期は人間関係が大きく変わるタイミング。問題がおきたときの対処法は感情に任せず、相手の心理を考えた向き合い方ができるといいですね。

著者：ume