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息子の『大学合格』を祝う夫に、妻「今さら遅いわよ」モラ夫が"20年間"気付かなかった【家族の真実】とは?

  • 2024.3.17

1番身近な存在であるはずの家族が話を聞いてくれないと、モヤモヤするし不満も溜まってしまいますよね。特に、夫婦間でのコミュニケーションが上手く取れていないと、いつのまにか大きくすれ違ってしまっていることもあるようです。ということで今回は話を聞いてくれない夫に、長年苦しめられてきた友人から聞いたエピソードをお届けします。

画像: 息子の『大学合格』を祝う夫に、妻「今さら遅いわよ」モラ夫が

モラハラ夫に虐げられ……

夫は結婚当初から亭主関白でモラハラもひどく、自分に尽くすことを強要してきました。

私が何か言うとすぐに「偉そうに口答えするな」と高圧的な態度を取ってきますし、少しは家庭のことを考えてほしいと頼んでも「俺は仕事をしてるから家のことはお前が全部やるべき」「俺は稼いでるんだからな」と威張って我関せずな姿勢を貫いているので、喜びも悲しみも分かち合うことができません。

結婚してからずっと、私は孤独を感じてきました。

息子が一流大学に合格! その時、モラ夫は?

そんな夫がいても、幸い1人息子は真っ直ぐに成長してくれて、先日ついに一流大学に現役で合格しました。

夫はそれを聞いて大喜び!
お祝いの席でも、「俺が稼いで育ててやったから大学にも入れたんだよなぁ? これからは親孝行してくれよ」と上機嫌。

しかし、夫のその言葉を聞いて、私の長年の我慢はついに限界を迎えてしまったのです……!

恨みが爆発!

私は夫に向かって、「本当にそう思ってるの? 幸せな人ね」と言い放ちました。

実は、「自分は稼いで家族を養ってる!」と威張っていた夫は、かなりの安月給だったのです。
家庭の状況も全く気にせず、本人は「ちゃんと金は与えてる」と思い込んでいましたが、実際は全然足りていませんでした。

それを当時の私は何度も夫に指摘しようとしましたが、夫は全く聞こうとしなかったのです。

私はやがてそんな夫に愛想を尽かし、在宅で資格を取り働くことで、息子を大学まで育て上げました。

「こんなはずじゃなかった……」後悔先に立たず

そんな私の苦労を1番近くで見ていた息子も、もう今では夫に対して憎しみしかありません。

息子は夫に向かって、「俺が大学に合格したら母さんと家を出るって決めてたんだ」と冷たく言いました。
知らず知らずのうちに、夫は私からも息子からも見放されていたのです。

夫は慌てて弁解しようとしていましたが、私は「今さら遅いわよ」と相手にしませんでした。
結局、私と息子は本当に家を出て行き、今は2人で楽しく暮らしています。
夫はガランとした家で1人寂しく暮らしているらしいですが、きっともう2度と会うこともないでしょう。

まとめ

夫からすると寝耳に水なのでしょうが、妻の恨みはそれほど深かったということですよね。身近な人の話こそ、ちゃんと耳を傾けてコミュニケーションを取る努力をすることが大切です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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