子どもが食べやすいミルフィーユ！食べにくさを解消した簡単レシピ

見た目はかわいいミルフィーユですが、子どもにはちょっと食べにくいですよね。そんな食べにくさを解消するためにうまれた「いちごのザクザクミルフィーユ」。ミルフィーユと聞くと難しそうと思うかもしれませんが、子どもと作れる簡単レシピで紹介します！

子どもがミルフィーユを食べるとき、半分も食べられなかったのでは!? と思うくらいこぼしたり飛ばしたり…結構な大惨事になりますよね。見た目はかわいいミルフィーユですが、大人だってちょっと食べにくいかもしれません。

今回は、生クリーム✕ヨーグルトにいちごジャムを加えて、春らしい淡いピンク色の軽めのクリームにします！生クリームだけだと重たくなるので、ヨーグルトを加えて甘さ控えめで爽やかな味わいに。ヨーグルトの酸味と乳脂肪が反応して、生クリームだけより早く泡立つという利点もあります。

生クリームを泡立てるハードルの一つは、氷水を用意することではないでしょうか。ですが今回紹介する分量は少ないので、氷水で冷やしながら泡立てなくても大丈夫です。

電動泡立て器ならさらにあっという間ですが、手動でも3～4分くらいを目安に混ぜてみましょう。これは子どもが好きな作業なので、お願いするときは深めのボウルで、動かないよう濡れ布きんを敷いて、多少飛ばしても広い心で受け止める覚悟で挑みましょう！慣れれば飛ばさなくなりますよ。

もちろんカスタードクリームでもOK！レンチンで簡単に作れます。作り方は以前紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
レンジで簡単「カスタードクリーム」を作ろう！子どもにお手伝いしてもらうポイントも

レシピでは冷凍パイシートを焼いて食べやすい大きさに砕く方法を紹介します。ですが、市販のおかしのパイを活用すればもっと手軽に作れます！今回は「源氏パイ」でも作ってみました。どちらにしても、手で軽く砕くという楽しい作業がありますよ。

材料Aをボウルに入れ、

泡立て器で角がしっかり立つくらい泡立て、好みの分量のいちごジャムを加える

＊甘さ控えめのクリームで、いちごジャムで甘さを足していきます
冷凍パイシートを常温で5～10分ほどおき、オーブンシートに置いてフォークで穴をあけ、きび砂糖を軽くまぶし、1000Wで温めたトースターで5～7分ほど焼く

＊パイシートを割ってみて生焼けの場合は、アルミホイルをかぶせて焦げないようにして、さらに2～3分追加加熱しましょう
パイシートを取り出し粗熱が取れたら、食べやすい大きさに砕き、いちごは縦に4～5等分、大きければさらに小さく切る
＊市販のおかしのパイを使う時も、同様に食べやすい大きさに砕いてください
うつわにパイ、

クリーム、

いちご、クリーム、

の順に盛り付け、

最後にいちごをトッピングしたら粉糖を振る

パイを砕いたりクリームを混ぜたり、いちごを切ったり盛りつけに挑戦してみたり…一緒に作ると盛り上がると思いますので、ぜひ親子で楽しみながら作ってみてくださいね！

＜ライター／田村佳奈子＞

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。