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オスカー初受賞! ロバート・ダウニー・ジュニアの復活を支えた妻スーザン・ダウニーとは

  • 2024.3.17

映画『オッペンハイマー』でルイス・ストロース役を演じ、今年のアカデミー賞助演男優賞を受賞した、ロバート・ダウニー・ジュニア。授賞式シーズンを通じて彼の隣にいたのは、妻のスーザン・ダウニーでした。

今年はSAGアワード(全米映画俳優組合賞)でも助演男優賞を獲得し、共演者と妻に謝辞を述べたロバート・ダウニー・ジュニア。「僕が過去40年の間に身近で多くのことを学ばせてもらった、才能のある俳優たちのリストに妻の名前を加えた理由は……彼女がある俳優と幸せな結婚をした、まっとうで理性的な人間を完璧に演じてきたからです」とスピーチで語りました。

25ans Wedding

では、ロバート・ダウニー・ジュニアと19年間結婚生活を続けている妻のスーザン・ダウニー(旧姓:レヴィン)とはどんな人物なのか、これまでに知られていることをご紹介します。

イリノイ州シャンバーグ出身

スーザン・ニコル・レヴィンは、イリノイ州シャンバーグでロージー&エリオット・レヴィン夫妻の娘として生まれました。1991年にシャンバーグ高校を首席で卒業し、南カリフォルニア大学へ進学。映画プロデューサーを目指して、映画芸術学部で学びました。

映画プロデューサーである

卒業すると、Threshold Entertainmentでアシスタントとして働き始め、格闘技ゲーム、『モータル・コンバット』の映画化に携わります。その後、Dark Castle EntertainmentとSilver Picturesに移り、Silver Pictures設立者のジョエル・シルバーにこう評されました。「スーザンはインテリジェンスとエネルギー、ワクワクするような映画作りのための直観を合わせ持った、才能あるプロデューサーです。拡大する我々のプロデュース活動の中でプロジェクトを発展させ、題材の幅を広げる、貴重な戦力となるでしょう」

数年後、スーザンはSilver Picturesを辞め、2010年にロバートとプロダクション会社、チーム・ダウニーを設立。「私たちの気持ちとしては、一緒にいて、人生をともに過ごしたいなら、一緒に映画を作るしかない、という感じでした」とスーザンは後に『ハリウッド・リポーター』に語っています。

出会いは映画『ゴシカ』の撮影現場

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ロバートとスーザンが出会うきっかけとなったのは、映画『ゴシカ』。

「私たちが初めて出会ったのは、『ゴシカ』の準備でモントリオールに行ったときで、監督とハル・ベリーも一緒にランチをとったんです」と、ロバートとの出会いをふり返ったスーザン。「他の誰もが和食を頼んだのですが、ロバートはオートミールがどれだけ『スーパーフード』か、力説していました。ランチに食べるオートミールの箱を持参していたんです。それに、ハーブやら何やらも一箱持ってきていました。それから、ヨガの動きをし始めました。何て言うか、彼は面白いけど、奇妙な人でした」

つき合い始めるまで家族をつくることに興味がなかったスーザン。「とても集中力があって、意欲的で、かたくなで、仕事中心でした。家族を持つこととか、家庭を作ることはどうでもよかったんです。子どものことも考えていませんでした。そういうものが欲しくなかったのではなくて、ただ考えたことがなかったんです。そこにあるとき嵐のように現れたのが、クリエイティブで、常軌を逸したエネルギーと情熱の美しい塊でした。彼が私をすっかり解放してくれたんです」

2005年に結婚

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ロバートは交際開始からわずか数ヶ月でスーザンにプロポーズしましたが、2年間の婚約期間中、スーザンはロバートが飲酒癖を克服する手助けをしました。「こんなことをしていたらうまくいかない[と言いました]。私と一緒にいたいなら、それではダメだということをはっきり言いました」と『ハーパーズ・バザー』誌に語ったスーザン。

「彼は私たちの間にあるものをわかっていたと思います。私たちにもわからない、魔法のようなものがあったんです―それは自分たちのどちらかだけではなれないもので、それは本当だったと思います」

2005年、ふたりはハンプトンでユダヤ教式の結婚式を挙げました。その後、2012年には長男のエクストンが、2014年には長女のアヴリルが生まれています。

※この記事は2024年3月17日時点のものです。

Translation: mayuko akimoto Photos: Getty Images From: TOWN&COUNTRY

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