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今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

  • 2024.3.17
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

Text by 山本一人

単なるゴール数のみが注目されがちなサッカー。ただ1ゴールの価値はチームによって異なるかもしれない。

今回は今季の欧州各リーグにおけるチーム総得点のうち、高い比率でゴールをマークしている選手たちをまとめてみた。

ドミニク・ソランケ

今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

所属クラブ:ボーンマス(イングランド)
得点数:15ゴール(37%)

チェルシーユース出身のソランケは、アンダー世代での活躍ぶりからその将来を有望視されていたストライカーである。

ただトップチームではほとんど出番がなく、2017年に加入したリヴァプールでも主力になり切れないまま2019年の冬にボーンマスへ放出された。

しばらく苦戦したが、4年目にチャンピオンシップ(2部)で29ゴールをマークし1部昇格に貢献。昨季もプレミアリーグで主力として活躍した。

迎えた今季はここまでチームのプレミア総得点41のうち37%に相当する15ゴールをマークしており、遂にブレイクを果たしている。

アンテ・ブディミル

今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

所属クラブ:オサスナ(スペイン)
得点数:14ゴール(45%)

クロアチア代表の長身ストライカー、アンテ・ブディミル。

国内で活躍した後、2015年からはイタリアへ移り、サンプドリアなどでプレー。2018年にマジョルカへローンで加入し、当時セグンダだったクラブの昇格に貢献した。

完全移籍して迎えた翌シーズンは、プリメーラで13ゴールを記録。2020年からはオサスナで活躍している。

今季はここまで既にリーグ戦14ゴールとキャリアハイをマーク。チームのリーガにおける総得点31のうち実に45%を占めている。

ハリー・ケイン

今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
得点数:30ゴール(41%)

これまで長らくトッテナムのエースに君臨し、3度にわたってプレミアリーグ得点王に輝いたハリー・ケイン。

個人としての活躍の一方、チームはタイトルに手が届かず、昨季限りでユース時代から19年間在籍したクラブを去った。

今季からバイエルンへ加入しており、ブンデスではここまで25試合で30ゴールをマーク。リーグトップの攻撃力を持つチームにおいて総得点73のうち41%を一人で叩き出している。

ただ皮肉にも今季のバイエルンはリーグ連覇が途絶える危機に瀕しており、ケインのタイトル獲得はまだ先の話になるのかもしれない。

ボルハ・マジョラル

今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

所属クラブ:ヘタフェ(スペイン)
得点数:15ゴール(42%)

レアル・マドリーで育成されたスペイン人のボルハ・マジョラル。

トップチームには定着できず、長らくローン移籍を繰り返していた選手である。2018年からプレーしたレバンテでブレイクの兆しを見せると、その後加入したローマでは、セリエAで10ゴールをマーク。さらにELでは7ゴールを挙げて得点王に輝いた。

2022年の冬からはヘタフェでプレーしており、昨季にようやく完全移籍で加入。今季はここまでリーガにおけるチーム総得点36のうち42%に相当する15ゴールをマークしている。

アレクサンドル・ラカゼット

今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名
今季「ゴール貢献度」が圧倒的に高いストライカー5名

所属クラブ:リヨン(フランス)
得点数:13ゴール(43%)

リヨンのアカデミー出身のアレクサンドル・ラカゼット。

デビュー以降はやや苦戦したが、5年目にリーグ2桁ゴールを挙げ、さらにその翌シーズンは27ゴールを記録してリーグアン得点王に。2017年にアーセナルへ引き抜かれ、英国の地でも活躍した。

昨季にリヨンへ復帰すると、27ゴールとかつてと変わらない活躍を見せ、6年越しに4シーズン連続リーグアン20ゴールを達成した。

今季もここまでリーグでは13ゴールをマーク。リヨンのチーム総得点のうち43%を一人で稼いでおり、苦しむチームを牽引している。

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