何を話しているの？セフレ関係の男女のLINEを覗いてみると…

いわゆる「セフレ」と呼ばれる肉体関係だけのつながりにある男女が送るLINEって、どんな感じだと思いますか？ 元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、セフレ間で送り合うLINEにありがちな内容をピックアップしてご紹介します。

【1】あからさまな言葉は使わずシンプルに誘う

お互いにパートナーがいるケースで多いのが、万が一パートナーにLINEを見られても怪しまれないよう、あからさまな言葉は使わずにシンプルな連絡で会う日を決めるというもの。このやりとりはセフレ関係が安定している男女に少なくなく、無駄な会話はゼロで要件のみで終わらせるあたりが印象的です。

「彼女にLINEをチェックされてもわからないように、社内にいるセフレとは仕事の連絡を装ったやりとりで会う日を決めています」（29歳男性／東京都）というツワモノの声も…！

【2】好きな人の相談をする

意外にも、お互いが割り切った関係のセフレの場合には、お互いに好きな人のことを相談し合うというのも珍しくないよう。
肉体関係はもっているけれど、恋愛関係にはないために、相手の友人のような立ち位置で異性の視点からアドバイスし合えるのが、特徴的です。

「今の彼と付き合うまでセフレだった年下の彼は、恋愛経験が豊富そうだったから、いつも彼のことで相談に乗ってもらっていました。おかげでどんなふうにアプローチすればいいのか勉強になったし、そのセフレのおかげで今彼へのアプローチが成功した面も大きいかもしれない」（29歳女性／千葉県）という声も聞かれました。

■セフレの関係性もさまざま

「セフレ」とひと口に言っても、その関係性はさまざま。恋愛感情やそれに似た感情が混ざり合う関係もあれば、完全に割り切った関係を続ける男女もいます。ドロドロといやらしいやりとりをLINEで送り合う関係性というよりも、友情の延長のような付き合い方をしている人たちも珍しくありません。とは言っても…、パートナーがいるのに内緒でセフレをつくってしまえば浮気になりますし、安易にセフレをつくることは、パートナーや好きな人との関係をおかしくしてしまうきっかけにもなりやすいのは確かです。

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。