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バターが香る"白子のパン粉焼き"

  • 2024.3.16

白子にパン粉をまぶして、バターの中でカリッと焼き上げます。旨味たっぷりの白子はとろ~り濃厚。日本酒がクイクイすすむ、禁断の一品です。酒肴家として有名な料理研究家の稲垣知子さんに、日本酒がよりおいしくなるバターをきかせたつまみを教えてもらいました。

バターが香る"白子のパン粉焼き"

■“白子のパン粉焼き”のつくり方

白子は塩と酒を加えた水に漬け、さらに湯通しすることで、くさみが抑えられ、プリッとした食感に。


◇材料 (2人分)

マダラの白子:120g
バター:30g(食塩不使用)
小麦粉:大さじ2
パン粉:1/2カップ
にんにく:1/4片分(すりおろし)
塩:適量
黒胡椒:適量
レモン:1/4個


(1)下ごしらえ
白子は優しく水洗いして大きめの一口大に切る。ボウルに水500ml、塩15g、酒大さじ2(すべて分量外)を入れて混ぜ、白子を20分ほど漬ける。

(2)白子を湯通しする
鍋にたっぷりの湯を沸かして火を止め、流水で優しく洗った白子を入れてさっと湯通しする。氷水にとり、キッチンペーパーで軽く水気を押さえる。

(3)水溶き小麦粉をつくる
小麦粉は同量の水で溶く。パン粉とにんにくはすり混ぜる。

(4)焼く
白子に水溶き小麦粉、パン粉の順でまぶす。フライパンにバターを中火で熱し、バターが溶けてふつふつしてきたら白子を加える。衣がきつね色になり、カリッとするまで両面を焼く。

(5)仕上げ
白子を器に盛り、塩、黒胡椒をふってレモンを添える。

完成
完成

――教える人

「稲垣知子 酒肴家」

日本酒と器を愛してやまない酒肴家、料理研究家。漢方薬膳の効能を生かした体に優しい料理も得意としている。著書に『おかずおつまみ』(文化出版局)、『日本酒マリアージュ』(誠文堂新光社)。


※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

文:佐々木香織 撮影:宮濱祐美子

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