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運転手がガソリン代をもらうのは「ずるい」旅行を通じ、友人との価値観の違いに気づく

  • 2024.3.16
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主人公のすみれは、古くからの友人2人と旅行に行く際はいつも車を出し、運転をしています。友人たちは当初、運転手であるすみれへの配慮をせず、車の中では寝て過ごし、ガソリン代も支払っていませんでした。しかし、別の友人と旅行をした友人の1人・あいは、友人に指摘されその行動が非常識であったと気付きます。あいはすみれに謝罪しますが、それに対し、もう1人の友人・ゆっきーは納得がいかない様子。「運転手がガソリン代を払わないのはずるい。運転ってそんなに大変?」と反論します。想像もしていなかった言葉に驚く2人。非常識な友人にどう話をするのでしょうか。ゆっきーは納得してくれるのでしょうか。人間まおさんによる『ガソリン代どうする?』ダイジェスト版でご覧ください。

謝ってくれて救われた

友人・あいからの謝罪を受け、これまでのモヤモヤした気持ちが晴れたすみれ。

しかし、あいの「これまでの自分たちが非常識だった」という話に対し、もう1人の友人・ゆっきーは反論があるようです。

「ずるくない?」友人が反論

運転手にはガソリン代を払わせないものだという話を聞いたゆっきーはどうも納得ができない様子です。運転手が行きたくて行く場所で、しかもみんなで行って楽しんだのだから割り勘でいいだろうとゆっきーは言います。

「友達を乗せたらタダで行ける」と言うのはお金の面だけで考えると確かにそうなのですが、誰かを乗せることで運転手の責任や緊張感はとても大きなものになりますよね。1人で行くことと誰かを乗せて行くことは決して同じではないというのが、ゆっきーは理解できないようです。

友人の言葉に思わず「よく言ってくれた」と心の中で声が出た

「ずるくない?」と言うゆっきーに対して、あいは「乗せてもらう人が言うのはおかしい」と言います。何も言えずいたすみれですが、あいの言葉に思わず「よく言ってくれた」と心の中で声が出たようです。

そもそも車がなければ成り立たなかった旅行だったということ。ゆっきーは乗せてもらっている立場です。ただ乗っていただけの人と運転していた人の苦労が全く同じとは到底思えませんし、車を出してくれることや運転してくれることは決して当たり前のことではないということを理解していないように思えます。

2人はその後、考えを変えてくれた

「2人がそう言うならわかったよ」と言い一応納得してくれたゆっきー。もう2人と旅行には行くまいと思っていたすみれですが、もう一度だけ行ってから決めようと考えを改めます。次の旅行では計画を積極的に考えてくれたり、ガソリン代を2人が払ってくれるなどすみれへの配慮が感じられました。すみれは、友人たちが変わったことで旅行が楽しくなったようです。

価値観やお金に関する考え方など、友人といえども違って当たり前ですね。ときにはそれで揉めたり、嫌な気持ちになることもあるかもしれません。しかし、おかしいことはおかしいと伝えることで、よりよい関係が築ける関係性も良いのではないでしょうか。

著者:ママリ編集部

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