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母「ご飯が当たり前に出てくると思うな!」叱られた小5息子が【家出】→ 夜になっても戻らず──!?

  • 2024.3.16

我が子が成長していくにつれ、多くの親御さんが悩むのが<反抗期>での対応ではないでしょうか?
分かってはいても、口達者になってきた我が子と喧嘩するうちに、ついカチンとくることも。
これは、筆者の知人から聞いた、なんとも可愛らしい子どもの反抗期エピソードです。

画像: 母「ご飯が当たり前に出てくると思うな!」叱られた小5息子が【家出】→ 夜になっても戻らず──!?

1人息子がいるワーママ

私は30代の主婦。
小学5年生の息子がいます。

1人息子と言うこともあり、散々甘やかしてしまった結果、ちょっとわがまま気味の息子。

何でも自分優先の息子を見て
「このままではよくない」
と焦った私。

それからというものの、叱るときにはきちんと叱るよう、心がけていました。

叱っているのに聞く耳持たずの息子

この日も、夜ご飯前にもかかわらず、お菓子でお腹いっぱいにしてしまった息子。

「だって食べたかったんだもん」
「もう俺の分は要らないから」

私が叱っている最中なのに、グチグチ文句を言って立ち去ろうとしたのです。

全く反省していない態度に、私は大人げなくイラついてしまって……。

言い合いがヒートアップして、息子が家出!

「料理が当たり前に出てくると思うな!」
「あなたが無駄にした夜ご飯は、ママとパパが頑張って働いたものなんだよ!」

ついつい、強い口調で叱りすぎてしまったのです。

すると、いつもは穏やかであまり怒らない私にびっくりした息子。

「そんなのどうだっていい!」
「もう家出してやる!」

息子の口から、まさかの《家出》発言が飛び出しました。

それでも、怒りが収まらない私。

「ええどうぞ、どうぞ、ご勝手に!」
と、売り言葉に買い言葉。

息子は泣きそうになりながら、自分の部屋へ。

私がリビングで呆然としているうちに、<バタンッ!>と玄関のドアを開けて出て行ってしまったのです……。

急いで息子を探しに行くと……

それから少し時間が経って、ようやく冷静になった私。

時計を見ると、もう7時半。
冬なので、辺りは当然真っ暗でした。

「何かあったらどうしよう」
と急に不安になり、探しに行くことに。

すると、家を出た途端、とっても可愛らしい息子の反抗を目撃!

なんと息子、庭にあるペットの犬小屋に足をいれて、縮こまっていたのです。

どうやら、それが息子にとっては十分<家出>になっていたようでした。

あまりの可愛さに思わず《プッ》と吹き出してしまった私。

すると泣き顔の息子も笑顔になり
「ママ、ごめんなさい」
と素直に謝ってくれました。

私も言い過ぎたことを謝罪。
今では、家族の笑い話の鉄板ネタになっています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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