母親思いとはどこか違う!?マザコン疑惑のある「高学歴彼氏」の特徴

母親思いの男性は好感が持てますが、マザコンと聞くと「恋愛対象外かな」と考える女性もいるのでは？ 実は、高学歴の男性には、母親と二人三脚で歩んできた「隠れマザコン」が少なくありません。OLコラムニストの木谷梨子が、周囲から集めた恋愛エピソードをもとに「高学歴マザコン彼氏」にありがちな特徴をピックアップしました。

1:どことなく垢抜けない服装

「顔つきも振る舞いも見るからに賢そうなんだけど、どことなく垢抜けない服装の彼。安物ではないのは分かるんだけど、どことなく垢抜けないような……。

それで一緒に買い物に行ったとき、洋服屋さんの前で『この服、似合うんじゃない？』ってすすめてみたら、『やめとく。母の趣味に合わなさそうだから』って即答された！」（31歳女性／IT企業勤務）

服装が垢抜けない理由は、母親のファッションセンスが反映されているからという可能性が……！ 母親が用意した服をそのまま着ていたり、下着まで母親に買ってもらったりしている光景も思い浮かびます……。きちんとアイロンがかかっていたり柔軟剤の香りがしたりして、清潔感はあるかも。ただし、「こなれた感じを出す」のは不得手かもしれません。

2:こまめにLINEの返信をくれる

「LINEのやり取りを面倒くさがる男性も多いけど、私の彼氏はこまめにLINEをくれるから嬉しい。正しい日本語で、粗野な言葉遣いをしないのも安心。

でも、いつだったか、彼氏が『連絡をもらったら返信するのは、人としての礼儀。僕の母は、返事をしないのは礼儀知らずだと話していた』って語り出したことがあって。礼儀が大切なのは認めるけど、その時の顔つきや話し方が、あまりに真顔で怖かった」（33歳女性／経理）

「高学歴マザコン彼氏」の中には、LINEやメールに対してこまめに返信するタイプも。既読無視・未読無視なんてあり得ない、という律儀な人が多いようです。そんな風に彼氏が礼儀正しく育ったのは、母親の教育の賜物なのでしょう。とは言え、母親に言われたからそうするというのでは、違和感を覚えますよね。大人になったら、自分の行動は自分で決めてほしいところです。

3:地元や実家から離れられない

「彼氏とは都内の大学で知り合ったんだけど、地方都市の裕福な家庭で育ったみたい。何かと言うと『やっぱり地元がいい、いつかは地元に帰る、実家の母が気になる、母の面倒をみないと』って、呪文みたいに繰り返すのが癖。

確かにルーツは大切だろうけど、『母』を連呼するのがやけに気になる」（29歳女性／サービス業）

「高学歴マザコン彼氏」は、母親に大切にされてきた経験が忘れられないというケースも。実家にいれば、食事の支度や掃除などは、母親が引き受けてくれる場合が多いでしょう。ふるさとを思う心があるのは素敵ですが、自立する気がないから地元に帰りたがっている可能性もありそうです。

高学歴の男性が必ずマザコンになると決まったわけではありませんが、彼氏が自分で自分の世話をできない男性だとしたら、考えモノですよね。恋人選びの際は、ご注意を。

構成・文／木谷梨子