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【40代におすすめダイエット】辛い運動、食事制限一切なし! 正しい呼吸法でポッコリお腹を解消する【やせ呼吸 ステップ①】

  • 2024.3.16
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更年期太りや、食べすぎてお腹まわりが気になる人必見! ハードな運動や食事制限なしで、ぽっこりお腹を解消できる「やせ呼吸」を、提唱者の奥仲哲弥先生に3ステップに分けて教えてもらいました。今回はステップ①で基本の姿勢、呼吸法を伝授。口呼吸が習慣化している人は、ステップ1からトライしよう! 今後ステップ3までご紹介します。


【教えてくれるのはこの人】

呼吸器外科医 医学博士 奥仲哲弥先生

山王病院 呼吸器センター長、国際医療福祉大学医学部呼吸器外科学教授。『Nラジ』(NHKラジオ第一放送)、『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系列)など、多数のメディアに出演。先生自身、やせ呼吸で40年以上変わらぬ体型をキープ中。


☑まずは「やせ呼吸」の効果を 高める 正しい姿勢 !

【立ち方】

片手を鎖骨の下、もう片方の手をへその下に置き、足を肩幅に開き、リラックスした状態で立つ。この時、上下の手がほぼ一直線なら、耳、肩、ひざの横、くるぶしを結ぶ線も一直線に。これが正しい姿勢。

[この立ち方はNG]

猫背でお腹がつき出て、胸よりお腹の手が前にある状態。耳からくるぶしの線もズレて悪い姿勢に。

【座り方】

椅子に座り、立ち方の手の位置と同様に、片手を鎖骨の下、もう一方の手をへその下に当てる。この時、両手の位置が縦方向にほぼ一直線になっている状態が正しい姿勢。

[この座り方はNG]

猫背だと下の手が前に。前かがみの姿勢だと上の手が前に。どちらも呼吸が浅くなる原因に。

☑やせ呼吸にトライ!

【ステップ①】「いの口」呼吸で長く強く吐く力をつける

ラクに何度も吸って吐く、口呼吸が習慣化している人は、息を吐ききることができません。この場合、肺の中に空気が残ってしまい、酸素と二酸化炭素のバランスが崩れる要因に。まずは「いの口呼吸」で、長く強く吐ききる練習を!

① 口を横に薄く開いて 「い」の口のまま息を「吐く」

鼻からスッと1秒息を吸ったら「い」の口にして、お腹をへこませながら、5~10秒かけて長く息を吐く。

口を開きすぎると、長く息を吐けないので、薄く開くことを意識して。

② 長く息を吐いたあと、再度 お腹に力を入れて「吐ききる」

「い」の口のまま、ギリギリまで息を吐いたら、最後にもう一度お腹にグッと力を入れて吐ききる。

③ 自然に入ってくる空気を 鼻からゆっくりと「吸う」

「い」の口で息を吐ききったあと、自然に入ってくる空気を鼻から吸う。①~③を4~5セット続けて。

☑「やせ呼吸」の効果を高めるコツ

時間やお金をかけずに、いつでもどこでもできるのが「やせ呼吸」。正しい呼吸法を習慣化することで、どんどんやせやすい体に!

1. 息を吐く時にお腹に力を入れる習慣を お腹が膨らんだりへこんだりせず、肩や胸ばかりが動くラクな口呼吸では、お腹がゆるみっぱなしに。息を吐くたびに、お腹に力を入れるよう意識して。 2. イラッとした時にすると、リラックス効果も得られて一石二鳥!

イラッとすると交感神経が優位になり、呼吸も浅く速くなってしまいます。そんな時こそ「やせ呼吸」! 横隔膜を刺激することで、副交感神経が優位に。 3. 信号待ち、エレベーターなど、タイミングをルール化すると習慣化しやすい

家でも外出先でも「やせ呼吸」を意識して習慣化することが大切。口呼吸に慣れてしまっている人は、まずはタイミングをルール化するのがオススメ。


☑お腹からへこむ! すごい「やせ呼吸」

奥仲先生の初のダイエット本。吸って吐くだけで、驚きの効果が出る究極のダイエット法「やせ呼吸」のメソッドを、写真とイラストで詳細に解説。


撮影=松橋晶子 取材・文=松原 彩 ※雑誌GLOW2024年3月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。

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