新NISAを始めたいけどお金がない…！すぐにお金が貯まる5つの「見直し」

2024年から新NISAがスタートしました。しかし中には、「投資に回すお金がない・余裕がない」という方もいるのではないでしょうか。

元本割れするリスクもあるため、「投資は余剰資金で」というのが鉄則ですが、普段の何気ない習慣を見直すことで、投資資金は捻出できます。今回は投資資金の集め方にスポットを当てて解説します。

今までなんとなく継続していたローンや習慣を見直すことで、投資資金を集めることができます。簡単にできる5つの方法を紹介します。

ローンの借り換えで、月に数千円から数万円の余裕ができるかもしれません。住宅ローンやマイカーローンなど、より低金利の商品があれば借り換えを検討してもよいでしょう。

現在よりも金利が高い時期に組んだローンであれば、借り換えで金利を引き下げられる可能性があります。

通信費や保険料、サブスクの利用料金などの固定費を見直し、不要なものをやめることで支出を減らせます。

月に1回、外食や飲み会を我慢するなど、変動費を削減できないか考えてみましょう。

変動費に含まれるのは食費や日用品費、交通費、交際費、美容費、医療費、娯楽費、冠婚葬祭などの突発的な支出などです。ただし、変動費の削減は非常に骨が折れ、かつ、ストレスがたまりやすいのが現実。

変動費の削減はほどほどにしましょう。

もう少し投資資金を確保したいという場合は、在宅で可能な副業を行うのがおすすめです。WEBライターやアフィリエイト、アンケートモニター、ハンドメイドの販売などは在宅でも十分可能ですよ。

自宅にある不要なものを売却して投資資金に充ててもよいでしょう。リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリを利用したりすると売却できる可能性があります。

2024年から新NISAが始まるのを受け「投資のチャンス」とアピールする情報を多数見かけます。それ自体は間違いではありませんが、借金をしてまで新NISAで取引するのはリスクが高すぎます。

借入金や固定費・変動費の見直しなど簡単なことでいいので、資金を準備してから新NISAに乗り出しても全く遅くありません。

文・馬場正裕（ファイナンシャル・プランナー）高校教師・学習塾・予備校の講師を経て、現在は金融・保険などのマネー系Webライターとして活動中。主に、金融メディア、SDGsメディアに出稿している。