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0歳娘の外見にコンプレックス「ブスに人権はない」悩んだ母の話

  • 2024.3.15

皆さんは、わが子を「かわいいと」心の底から思っていますか?人の外見は十人十色ですが、どんな子にもその子にしかない愛らしさ・魅力があるのではないかと思います。今回は、わが子の外見について「かわいくない」と感じたママのお話です。神谷もちさんの作品『私の娘は可愛くない』をご紹介します。

努力して手に入れた最高の人生

神谷もちさんの友人、ゆうみさんは昔から「そこそこ」かわいらしい女の子でした。自分の家が貧乏だったことがコンプレックスだったゆうみさんは、自分の理想の人生を歩むためたくさんの努力をします。

キャバクラで働きながらお金をためて、ダイエットや整形をします。そしてついにお金持ちの男性と知り合い、結婚をすることができました。ゆうみさんは美を追求した結果、理想の人生を手に入れたという自信をもっていたのです。

わが子の外見が「かわいくない」不安に襲われて

キャバクラで知り合った男性と結婚したゆうみさんは、幸せな生活を送っていました。そして愛娘が生まれます。愛理ちゃんと名付けられ、両親からたっぷりの愛情を注がれて育っていました。しかし、ゆうみさんは愛理ちゃんを愛するあまり、大きな不安に襲われるようになります。

夫に似た外見が「かわいくない」と感じ、深刻に悩むゆうみさん。わが子の将来を心配する親心は分かりますが、外見だけで幸せになれるか判断することはできないはずです。まして人権がないということはあり得ませんよね。

悩んだゆうみさんは夫と言い合いのケンカになってしまいます。

もしも、わが子がコンプレックスで悩んだら

人は誰でも、何かしらのコンプレックスを持っているのではないでしょうか。つい人と比べたり、自分を卑下したりすることがあるかもしれません。もしわが子が何かで思い悩んだら…と思うと不安に思うのも親心でしょう。

しかし、そんなときこそ、わが子を守り肯定してあげられる親でいたいものですね。わが子の人生にマイナスイメージを持つのではなく、幸せになるために寄り添える親ならば、子どもは安心して育つことができるはずです。

コンプレックスがあるのは当然。それを乗り越えられるような強くてしなやかな気持ちを育てられるよう、わが子に寄り添って子育てをしたいですね。

著者:ゆずプー

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