【素敵なおうち訪問：kazumiさん宅 vol.1】 一軒家に引っ越してできた、くつろぎのスペース

新しいことを始めたくなるこの時期。一足早く拠点を一新した人は、「新しい暮らし」でどんな変化があったのでしょう。モデルのkazumiさんは、昨年の夏、マンションから戸建て住まいに。これまでの住まいにはなかったスペースによって生まれた、新たな習慣や暮らしについて教えていただきました。

kazumiさん profile

モデル。本誌リンネルをはじめ、さまざまな媒体で活躍。最近はメーカーやブラ ンドとのコラボレーション企画も。YouTube「kazumi room」 も好評。昨年、マンションから一軒家へ引っ越したばかり。
Instagram: @kazumi0728

いいことずくめの 初めての一軒家暮らし

昨年の夏、急きょマンションから引っ越しをすることになったkazumiさん。新しく選んだ住まいは、 初めての戸建てでした。

「白い壁と階段があり、家に入った瞬間に気持ちがいいなと感じて決めました。一番の変化は、今まで以上に、家族との時間を大切にするようになったこと。家で過ごす時間を充実させるために、植物や家具など、家のものを買いに出かけたりするのがとても楽しいです。収納も増えたので、見せる収納ができるようになり、さらに収集熱が高まりました(笑)」

愛犬のカブキちゃんと愛猫のグーちゃんも環境の変化にすぐに慣れ、階段を遊び場に走り回って喜んでいるのもうれしいそう。

「最初はゴミを出せる日が減ることが心配でしたが、必要な分だけ購入し、ゴミを減らすようになりました。今年は料理ももっとがんばりたいですね」

新しい趣味も増え、家時間が充実しているようです。

「ダイニングでごはんを食べ、リビングでくつろぎ、自分の空間で仕事をする。過ごす場所を変えることで、生活にメリハリがつくように。サンルームのグリーンに水をやったりランニングしたり、朝時間が充実するようになりました。音や人の目が気にならず快適で、また引っ越しすることになっても一軒家がいいと思うくらい気に入っています」

kazumiさんの新しい暮らしの習慣

#1 サンルームでグリーンを育てる 夫婦共通の趣味ができました

アアルトのスツールの上には、小さな鉢植えを複数置いて。まとめて置くと立体感が生まれます。

ダイニングスペースの横に、サンルームがあるkazumiさん宅。週に1回のペースで園芸店に通い、植物を買い足すのが夫婦の楽しみに。高低差をつけたり、ハンギングにしたり、試行錯誤しながら、自分たちだけのグリーンライフを楽しんでいます。

フィンランドで見た飾り方を真似して

昨年の夏、リンネルの取材でフィンランドにあるアルヴァ・アアルトの自邸を訪れたkazumiさん。
「どの部屋もアアルトの家具があり、ラフに植物を置いているのが素敵で。帰国後にベンチとベースを買い足しました」

アアルトの「BENCH 153」は、新しく購入したもの。
「ちょっともったいない気もしましたが（笑）、置いてみたらかわいいので気に入っています」

大きなサイズのアアルトベースには、寄せ植えをして。

#2 テラスで過ごす 新しい習慣ができました

ニット¥16,500、中に着たカットソー¥15,950／すべてヒューマンウーマン（ヒューマンウーマン）

もうひとつ新しくできたスペースが、広々と気持ちのよいテラス。朝はコーヒーを飲んだり、ストレッチをしたり。 夜はバーベキューをしたり、夫婦で夜空を眺めながら会話を楽しんだり。家族と過ごす時間が、自然と増えました。

まわりの目を気にせずに、 外でくつろぐ贅沢な時間

壁に囲まれ、外側からは見えないテラスは、引っ越してよかったと思えるお気に入りの場所。
「夏もここで過ごすと気持ちがよくて、ごろんと横になったり、ランニング後にクールダウンするのにもちょうどいいんです。コーヒーやお茶を飲みながら、くつろげるのもうれしい。 友だちを呼んで、みんなで鍋をするのも楽しそうですね」

#3 ペットたちも楽しそうに暮らしています

コート¥48,400、ニット¥16,500、中に着たカットソー¥15,950、パンツ¥23,100／すべてヒューマンウーマン（ヒューマンウーマン）、その他／私物

近所に大きな公園や、犬と一緒に入れるカフェがあり、お散歩ルートが大充実。夫は愛犬のカブキとゆっくり散歩、私はランニングをした後に、カフェで一緒にコーヒーを飲むのが朝のルーティンになりました。

階段の上り下りが、グーちゃんのお気に入り

３階建てで階段がたくさんあるため、キャットタワーも必要がないくらい、上り下りの遊びを楽しんでいる愛猫のグーちゃん。カブキちゃんと一緒に、広々とした家の中を元気に走り回っています。テラスに出て外の空気を吸ったり、2匹で追いかけっこしたり。ペットたちもストレスなく、のびのびと過ごすことができているそう。

photograph：Masahiro Tamura styling：Kana Sato hair & make-up：Yoko Yoshikawa web edit & text：Mayumi Akagi

リンネル2024年3月号より
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